タンヨウヤシ属

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タンヨウヤシ属
ヨハンネステイイスマンニア・マグニフィカ
(2024年11月 大阪市 咲くやこの花館
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: ヤシ目 Arecales
: ヤシ科 Arecaceae
亜科 : コウリバヤシ亜科[1] Coryphoideae
: シュロ連[1] Trachycarpeae
: タンヨウヤシ属 Johannesteijsmannia
学名
Johannesteijsmannia H.E.Moore
和名
タンヨウヤシ属(ヨハンネステイイスマンニア属)

本文参照

タンヨウヤシ属Johannesteijsmannia[1]ヤシ科に含まれる分類群。

葉は切れ目がない菱形の単葉で、葉の縦横比は種により違いがある。雌雄同株[2]。波状の肉穂花序をつけ、褐色の花梗に全面がコルク質の突起に覆われた褐色の核果をつける[3]

原産地のマレー半島では3–5月に開花のピークがあり、雨季と関連するとされている[4]

分布

下位分類

世界の植物分類情報を提供する英国キュー植物園系のデータベース Plants of the World Online (POWO)において2026年現在認められている[8]4種を以下に記す。特徴はDransfield (1972)[6]による。

画像学名/特徴分布
J. altifrons (Rchb.f. & Zoll.) H.E.Moore
タンヨウヤシ[9](セダカヒトツバクマデヤシ[3][2]
茎は無く、葉は幅広く、裏面は無毛。花序は20–100本に分枝する。果実は鈍い褐色で、高さ7–9ミリメートルの突起がある
タイ南部、半島マレーシアボルネオ島スマトラ島
J. lanceolata J.Dransf.

茎は無く、高さ4メートル、葉は細長く、長さは幅の6–8倍。花序は径1センチメートルの太い茎をもつ3–6本の枝からなる
マレーシア西部 セランゴール州
J. magnifica J.Dransf.
ヨハンネステイイスマンニア・マグニフィカ
茎は無く、葉は非常に幅広く、裏面に灰白色の毛が密生する。花序は約1000本の枝をもつ。果実は赤褐色で、高さ2–3ミリメートルのコルク質の突起がある[7]
マレーシア西部 セランゴール州
J. perakensis J.Dransf.

幹(茎)があり、高さ4メートル、花序の枝は分枝する
マレーシア西部 ペラ州, ケダ州

属の分類

属名はハインリヒ・グスタフ・ライヘンバッハハインリヒ・ツォリンガーによってTeysmannia として1858年に記載されたが、この属名は1857年に記載されたキョウチクトウ科の属の異物同名であることが判明したため、1961年にハロルド・エメリー・ムーアによってJohannesteijsmannia へ改められた[5]。いずれの属名も、タンヨウヤシJ. altifronsの発見者でボゴール宮殿の庭園(現在のボゴール植物園)に長く務めた植物学者ヨハネス・エリアス・テイスマン[英語版]への献名[6][3]

利用

強靭で硬く切れ目がない単葉は、原産地では屋根葺きの材料にされる[6][3][2]。葉は傘としても用いられる[6]。栽培には15℃以上の気温を要する。繁殖は実生によるが、発芽率は低い[3]

脚注

参考文献

外部リンク

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