ダイキン・パーク

アメリカ合衆国テキサス州にある野球場 From Wikipedia, the free encyclopedia

ダイキン・パーク英語: Daikin Park)は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストンにある野球場メジャーリーグベースボール(MLB)ヒューストン・アストロズの本拠地として2000年に開場した。

所在地 501 Crawford St.
Houston, TX 77002
座標 北緯29度45分26.11秒 西経95度21分19.98秒
起工 1997年11月1日
開場 2000年3月30日
概要 ダイキン・パーク The Ice Box, 施設データ ...
ダイキン・パーク
The Ice Box

2010年撮影(ミニッツメイド・パーク時代)

施設データ
所在地 501 Crawford St.
Houston, TX 77002
座標 北緯29度45分26.11秒 西経95度21分19.98秒
起工 1997年11月1日
開場 2000年3月30日
修繕 2010年(オフシーズン)[1]
所有者 ハリス郡
Houston Sports Authority
グラウンド 天然芝(Seashore Paspalum)
建設費 2億5000万ドル
(地元自治体:1億8000万ドル、
アストロズ:5200万ドル)
設計者 HOK Sport
建設者 Brown & Root、Barton Malow
Empire Construction
旧称
エンロン・フィールド(2000年 - 2002年)
アストロズ・フィールド(2002年 - 2002年)
ミニッツメイド・パーク(2002年 - 2024年)
使用チーム  開催試合
ヒューストン・アストロズMLB)(2000年 - 現在)
収容人員
41,168人
グラウンドデータ
球場規模 左翼 - 315 ft (約96.0 m)
左中間 - 362 ft (約110.3 m)
中堅 - 409 ft (約124.7 m)
右中間 - 373 ft (約113.7 m)
右翼 - 326 ft (約99.4 m)
バックネット - 49 ft (約14.9 m)
フェンス 左翼 - 19 ft (約5.8 m)
左中間 - 25 ft (約7.6 m)
中堅 〜 右中間 - 10 ft (約3.0 m)
右翼 - 7 ft (約2.1 m)
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世界で3番目の開閉式屋根付き天然芝野球専用球場。

球場名について

開場当初はエンロン・コーポレーションとの30年1億ドルの命名権取引成立によりエンロン・フィールドEnron Field)と名乗っていたが、同社が経営破綻したため2002年3月からの4か月間は暫定的にアストロズ・フィールドAstros Field)に改称された。その後コカ・コーラ社が命名権を取得し、同社の飲料ブランド「ミニッツメイド」に因みミニッツメイド・パークMinute Maid Park)に改称。この球場名からジュースボックス(The Juice Box)という愛称も生まれた。

2025年よりダイキン工業のアメリカ合衆国子会社であるダイキン・コンフォートテクノロジーズ・ノースアメリカ社が命名権を取得し、同年から2039年シーズンまでの15年間、ダイキン・パークの名称となった[2][3]。日系企業によるMLBの本拠地球場への命名権取得はこれが初となる。球場の愛称もアイスボックス(The Ice Box)に改称された[4]

フィールドの特徴

  • ユニオン駅(Union Station)という歴史的建造物が隣接しているため、外野は左翼が右翼に比べて浅く、左中間にもふくらみがない。そのため右打者にホームランが出やすい。また2016年まではセンターまで435フィート(約132.6メートル)もあり、これはMLBの球場の中では最長であった。
  • タルの丘(Tal's Hill):2016年まで、センターフェンス手前に傾斜30度の坂があった(これはレッズの旧本拠地クロスリー・フィールドを模したものといわれる)。名前の由来は、球団社長を務めたタル・スミスからきている。この丘にはフラッグ・ポールが立っていた(同じくタイガースの旧本拠地タイガー・スタジアムを模したものといわれる)。ただ、センターを守る選手にとっては邪魔でしかないらしく、特にカルロス・ベルトランFAになった際に、「これを取り除かないとアストロズとは契約しない」と発言した。ちなみにグラウンド内にあるポールは、タルが生存した時代に多くのアメリカの球場ではグラウンド内にポールが立っていた事にも由来しているといわれる。
Tal's Hill

2015年6月、アストロズはシーズン終了後にタルの丘を取り除く工事を行い、観客席などを設置する計画を発表した[5]。しかし10月15日になって、来シーズンの開幕に間に合わなくなる恐れが出てきたため改修工事を延期することが発表された[6]。結局、2016年のシーズン後に撤去され、本塁から中堅フェンスまで435フィート(約132.6メートル)から409フィート(約124.7メートル)に縮まった。新設されたフェンスより後ろの部分は、売店やグループ席が設置された[7]

設備、アトラクション、演出

球場外から見える蒸気機関車
ホームラン・ポンプ
ジェフ・バグウェルとクレイグ・ビジオの像
  • 蒸気機関車:駅の跡地であることにちなみ、外野左中間上方27.4メートルに蒸気機関車のレプリカ[8]が設置されており、アストロズの選手がホームランを打ったときなどに汽笛を鳴らしながら約243.8メートルの線路を走る[9][8]炭水車にはスポンサーであった「ミニッツメイド」にちなんで石炭の代わりにオレンジを積んでいたが、球場名が「ダイキン・パーク」に改称された後は、オレンジから球場の25年の歴史を象徴する25個の大きな野球ボールに変更されている[8][10]
  • ホームラン・ポンプ:左中間に突き出たバルコニー風の立ち見エリアにガソリンポンプがあり、アストロズの選手が開場以来この球場で放った本塁打の合計が表示されている。1本目は2000年4月7日にリチャード・ヒダルゴが記録。2010年5月22日にランス・バークマンが1000本目、2020年9月20日にジョージ・スプリンガーが2000本目を記録している[11][12]
  • 長年アストロズで活躍したジェフ・バグウェルクレイグ・ビジオの像が、球場の外に設置されている。
  • 2004年からWi-Fiが使用できるようになった。

主要な出来事

野球以外

脚注

外部リンク

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