ダークグラス
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- ダリオ・アルジェント
- フランコ・フェッリーニ
- カルロ・ルカレッリ
- Conchita Airoldi
- Laurentina Guidotti
- ブラヒム・シウア
- Noémie Devide
- Vincent Maraval
| ダークグラス | |
|---|---|
| Occhiali neri | |
| 監督 | ダリオ・アルジェント |
| 脚本 |
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| 製作 |
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| 出演者 | |
| 音楽 | Arnaud Rebotini[1] |
| 撮影 | Matteo Cocco |
| 編集 | Flora Volpelière |
| 製作会社 |
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| 配給 | Vision Distribution[2] |
| 公開 |
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| 上映時間 | 86分 |
| 製作国 | |
| 言語 | イタリア語 |
| 興行収入 | $227,328[5] |
『ダークグラス』(原題:Occhiali neri、英題:Dark Glasses)は、2022年のイタリア・フランス合作のジャッロ映画。
『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』(2012年)以来10年ぶりに、ダリオ・アルジェントが共同脚本と監督を務めた[6]。アルジェントがフランコ・フェッリーニとカルロ・ルカレッリとともに脚本を執筆し[7]、イレニア・パストレッリが主演した。
連続殺人鬼に襲われ、逃げる途中で自動車事故を起こして失明したイタリア人エスコート嬢が、その事故で親を亡くした中国人の少年に助けてもらうことになる。アルジェントの娘であるアーシア・アルジェントも出演し[2][6]、本作のアソシエイト・プロデューサーを兼任している[1]。
イタリアとフランスによる国際共同製作作品である『Occhiali neri』は、2022年2月11日に第72回ベルリン国際映画祭で初上映された[2][6]。イタリアでは同月24日から劇場公開された[2]。
ローマでコールガールを生業とするディアナはある夜、車で帰宅途中に白いバンに追い回され、衝突事故を起こして失明した。この町では娼婦の殺人事件が相次ぎ、現場で白いバンが目撃されていた。退院し、歩行訓練士の女性リータから白杖の使い方を教わるディアナ。盲導犬のネレアも与えられた。
ディアナの事故には中国人の親子が乗った車も巻き込まれ、父親は即死。重体だった母親も数日後に亡くなった。残された10才の少年チンを案じて保護施設を訪れるディアナ。子供たちの中で孤立していたチンは施設を脱走し、ディアナが残した名刺を頼りに彼女の家に転がり込んだ。
脱走したチンを探してディアナの家を訪問する二人組の刑事。ディアナが家に入れないので刑事は名刺を残し、捜索令状を取りに署に戻った。その隙に、犬のネレアを残したままチンの家に移動するディアナたち。夜に令状を手に戻って来た刑事たちは、ディアナを襲いに来た殺人犯と鉢合わせし、殺された。
刑事が死んだことでディアナの身を案ずる警察。チンの家にも捜索のパトカーがやって来た。事情を知らずに逃走し、郊外のリータの家に逃げ込むディアナたち。刑事殺害のニュースを見て警察の保護を求めろと勧めるリータに、チンを施設に帰したくないから電話しないと言い張るディアナ。それを盗み聞いたチンは、昼間に刑事が残して行った名刺の番号に自ら電話し居所を知らせた。しかし、その携帯を持っていたのは、刑事を殺した殺人犯だった。
リータを殺し、ディアナとチンを自宅に連れ帰る殺人犯。その正体はディアナの客だった犬のブリーダーだった。多数の犬が飼われている彼の家にはネレアも連れて来られていた。ディアナの家に侵入した殺人犯は高価なネレアを転売目的で盗んだのだ。檻を抜け出したネレアはディアナの指示で殺人犯に襲いかかり喰い殺した。生還したディアナはチンを香港在住の裕福な親戚に引き渡し、ネレアを頼りに一人で生きて行く決意を新たにした。
キャスト
- ディアナ - イレニア・パストレッリ
- 盲目の高級エスコート嬢
- リタ - アーシア・アルジェント
- ディアナを支える歩行訓練士
- マッテオ - アンドレア・ゲルペーリ
- アレアルディ警部 - Mario Pirrello
- バイヤーニ警部補 - Maria Rosaria Russo
- バルダッシ警部補 - Gennaro Iaccarino
- チン - Xinyu Zhang[1][2][8]
製作
企画開発
『Occhiali neri』の構想は、2002年にまで遡り、当初はヴィットリオ・チェッキ・ゴーリがプロデューサーを務める予定だった[2]。その後、チェッキ・ゴーリの会社が倒産し、この脚本は棚上げされていたが、ダリオ・アルジェントの娘であるアーシア・アルジェントが2021年に自伝『Anatomy of a Wild Heart』を執筆中に再発見した[2]。
音楽
フランスの電子音楽デュオのダフト・パンクが当初作曲を担当することになっていたが[9]、2021年に解散したため、アルノー・ルボチーニに変更された。