ダーリング崖
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この場所についての最初の記述は1830年代の地図に見える「ダーリングズ将軍山脈(General Darlings Range)」である。これは後にダーリング山脈(Darling Range)になり、20世紀に入ってからダーリング崖と呼ばれるようになった。この場所が山脈でなく崖であると分かってからも20世紀末まではダーリング山脈という名前がつけられていた。ここを「パースヒル」とか「ヒル」という名前で呼ぶことも多かった。
1830年代、ダーリング崖を横断した探検家として一般に知られるのはエンザイン・デールであるが、彼はギルドフォードから出発して、グリーンマウントヒルの南側へ向かい、ヘレナ谷を通過したと考えられている。
地質

ダーリング崖は古代の断層で、パースの堆積盆と大陸内陸の安定陸塊を分断している。すなわち、西にある顕生界の時の堆積物を東のイルガーンクラトンから分けている。堆積物で埋もれてはいるが、断層の存在は地球物理学的な証拠となって残っている。ダーリング断層は1,000kmにもおよび、西側が沈下して最高15kmの落差が見られる。イルガーンクラトンの太古代の花崗岩と片麻岩がパース台地の周りの高地を形成している。
パース堆積盆はパースの直下の第三層と第四層で、貝殻を豊富に含んだコキーナ(貝殻とサンゴの破片で出来た石灰岩)とトラバーチン(平行な縞状の構造を持つ多孔質の石灰岩)と石灰岩を含んでいる。パースは最終氷期の鮮新世から更新世の間に出来た砂丘の上にある。
