チェロソナタ (グリーグ)
From Wikipedia, the free encyclopedia
チェロソナタ イ短調 作品36は、エドヴァルド・グリーグが作曲した唯一のチェロソナタである。
グリーグはチェロとピアノのための作品を2曲残しているが、このチェロソナタは1883年に作曲された。グリーグはこのソナタを、3歳年上の兄ヨーンのために作曲したという。ヨーンはチェロを愛好し、グリーグと同様ライプツィヒ音楽院で学んだが他の職に就き、アマチュアのチェリストとして音楽を楽しんでいた。その兄が演奏することを想定してこのソナタを書いたという。
弦楽四重奏曲ト短調 作品27から5年ほど後に作られた作品であるが、弦楽四重奏曲に見られたような全体を貫く統一性は見られない。だが時折、その極めて情熱的で大胆な音楽は、弦楽四重奏曲に劣らない魅力を放っている。また第2楽章は、『十字軍の兵士シグール』作品22の中の「忠誠行進曲」から流用している。