チューイン・ディスコ
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花譜がリアルのアーティストやコンポーザーを中心にコラボレーションを行う企画である「組曲」が岸田繁との楽曲「愛のまま」で完結し、2024年2月から第2章「組曲2」として新たに企画されることとなった[5]。本作はその第3弾の作品である第3弾である[2][3][4]。
作詞・作曲・編曲はいずれもNOMELON NOLEMONとしても活動しているツミキによる[2][3]。
ミュージックビデオのイラストはそねぽんが、映像は葛飾出身が制作した[1][2]。花譜はそねぽんのファンであるといい[2][3]、個展に赴いたこともある[6]。今作では、花譜からのオファーにより、描き下ろされた[6]。葛飾出身は、過去にNOMELON NOLEMONの楽曲「ハイド・アンド・シーク」のMVも手がけている[3]。プロダクションマネージャーはTHINKRの Kentaro Iwaki、プロデューサーは根岸秀幸による[1]。
曲調はファンキーかつダンサブルなディスコチューンである[2]。KAMITSUBAKI STUDIOからツミキに依頼があった際の、企画書の中にあった「ひとりぼっちの少年少女達へ、僕らだけの秘密のパーティを始めよう!」という文言からイメージを膨らませて制作された[7]。ツミキによると、ちょっとケミカルで劇薬的な印象もありつつ、現代社会の「苦味」を塗りつぶすような、聴き手にとっての救いになるような楽曲を目指して制作された[7]。それに加え、日本民謡のような要素が取り入れられており、旗揚げゲームや盆踊り、お経のようなエッセンスが含められている[7]。
共作
ツミキは、2019年12月にリリースされた花譜の 1st リミックスアルバム『観測γ』で「過去を喰らう」のリミックスを担当した[3][8]。
2021年には、ツミキが自身の楽曲「フォニイ」で花譜の声を基にした可不を用いた[3][9]。これは可不のデモソングとして制作された[8]。花譜はこれをカバーし、「フォニイ / 花譜 feat. 可不」として可不とデュエットした[10][11][12]。
その後、2022年にリリースされたMAISONdesの楽曲「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」を共作し[2][3]、2024年8月現在でYouTubeでは5,500万再生を突破していた[2]。「過去を喰らう」や「フォニイ」では間接的なつながりだったため、直接交流があったのは「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」が初めてである[8]。2024年1月にはアニプレックス設立20周年記念イベントに「MAISONdes feat. 花譜, ツミキ」として共演した[8]。
「チューイン・ディスコ」では、仮歌には花譜の声を元に作られた人工歌唱ソフトウェア「音楽的同位体 可不」が用いられた[10]。また、難しいリズムの部分や音階のないラップのパートなどは、ほぼ花譜に任せて収録された[6]。
花譜はツミキの楽曲について、歌詞や音に遊び心が溢れており、アイデア力や発想力が豊かだという印象があると語っている[8]。一方ツミキは、花譜が本作のレコーディングをすると、可不による仮歌とは全然別物になったという印象を語っており、体温が乗っかって返ってきたと表現している[10]。また、花譜による最初のレコーディング後には、ツミキからディレクションがあり、サビの「どんどんと鼓動」のところを「太鼓みたいに歌ってほしい」とオーダーがあった[6]。「どうでも良いけど価値とか / どっちの勝ちとか HATE」のような歌詞ではパーカッション的な音が言葉で表現されており、声によってリズムが作られている[6]。