ツチスドリ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ツチスドリ | |||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ツチスドリ Grallina cyanoleuca 上: 雄 下: 雌 | |||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Grallina cyanoleuca (Latham, 1801) | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ツチスドリ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Magpie-lark | |||||||||||||||||||||||||||
| 亜種 | |||||||||||||||||||||||||||
|
ツチスドリ(土巣鳥[4]、英: Magpie-lark、学名: Grallina cyanoleuca)は、オーストラリアにおいてよく見られる小-中型の鳥類である。
本種はこれまでツチスドリ科 Grallinidae や[4][5]、オウチュウ科 Dicruridae に分類されていたが[6]、2008年以降、新しいカササギヒタキ科 Monarchidae に置かれるようになった[2][3]。
分類
ツチスドリは、1801年にイギリスの鳥類学者ジョン・ラサムにより Corvus cyanoleucus の学名で初めて記載された[9][10]。多くのオーストラリア産鳥類と同様、英名はヨーロッパからの入植者に馴染みのある北半球の鳥類に対しての類似点により名付けられた。本種の英名は Magpie-lark であるが、実際には "magpie" (カササギ類)でも "lark" (ヒバリ類)でもなく[11]、その他鳥類との事実関係は不明であるが、別にどちらも近縁種ではない。本種は伝統的に、泥土で巣をつくるオオツチスドリ科 Corcoracidae から[11]ツチスドリ科 Grallinidae[5][4]、もしくはオウチュウ科 Dicruridae のなかに置かれていたが[6]、現代の DNA 研究において明らかにされ、今日では、カササギヒタキ科 Monarchidae のグループに分類されている[2][12]。
ツチスドリには一般に多くの別名があり、南オーストラリア州では "Murray magpie" (マレー〈マリー〉カササギ)、ビクトリア州や西オーストラリア州では "mudlark" (ツチヒバリ〈巣による〉[11])とされ、また、ニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州においては "peewee" (pee-wee[13]、ピーウィー〈鳴き声による〉[11])として知られ、"peewit" (鳴き声: pee-o-wit[7][13])とも呼ばれる。本種は、ピルバラの中・西部の Yindjibarndi 族の間では yilimbirraa として知られていた[14]。
亜種
形態

雌は喉が白く、雄の喉は黒い。

ツチスドリの成長は、全長約27cm [7](26-30cm[13][15]) で、クロウタドリぐらいの大きさ(日本のヒヨドリ大)であり、くっきりとした黒色と白色の斑を持つ。体重は雄が63.9-118g、雌が60-94.5g[16]。上面は黒く、腰は白色で、黒い尾の先端は白い。胸に黒色があるが下面および下尾筒は白い。黒い翼には白斑がある[4]。頭頂は黒く、くちばしは白色で、目の虹彩は黄色みのある白色。足は黒い[4][15]。遠目からは雌雄ともよく似るが、識別は簡単であり、雌は白色の額と喉を持ち[15]、雄の喉は黒くて、白い「眉斑」を持つ[13]。幼鳥や若鳥は雌雄とも、雌のように喉が白くかつ雄のような白い眉斑と黒い過眼線があり、くちばしや目は暗色で[13]、それに白色の腹を持つが、額および頭頂から後頸や胸にかけての黒色は褐色みを帯びる[15]。


