ツールバー

From Wikipedia, the free encyclopedia

ツールバー英語: toolbar)とは、アプリケーションソフトウェアの機能を割り当てたアイコン付きのボタンなどが置かれる帯状の領域のことである[1]

Ubuntuで動作するgeditのツールバー
Inkscapeの分離されたツールバー。グラフィックエディタなどいくつかのアプリケーションではツールバーを分離してウィンドウや他のツールバー間を移動することが出来る。

用語

通常、アプリケーションの機能はメニューに割り当てられ、マウスでクリックした時にイベントドリブンで起動する。しかしメニューは階層構造なので、深い階層にあるメニュー項目に割り当てられた機能を起動するのは手間がかかる。そこで良く使う機能をボタンに割り当てて画面の上部の目立つ場所に並べて、マウスでダイレクトにクリックして起動する仕組みを作った。これがツールバーである。ツールバーにはボタン以外に、スピンボタンラジオボタンコンボボックスドロップダウンリストチェックボックス、区切りマークなども配置することが出来る。ツールバーは必ずある訳ではなく、Microsoft Windowsメモ帳には存在しない。また画面を広く使う等の理由で、ユーザーが設定して表示しないことも出来る。

伝統的なMicrosoft Windowsのアプリケーションでは、ウィンドウのタイトル領域の下にメニューバーが置かれ、その下にツールバーが置かれることが多い。一般的なツールバーはウィンドウの横幅一杯に広がり、複数のツールバーを何段も置くことが出来る。Microsoft Office 2003のように機能数が多いアプリケーションでは、「ドッカブルツールバー」が多用される。「ドッカブルツールバー」は移動可能な小型のツールバーで[2]、「切り取り」と「コピー」と「貼り付け」のような同じの系統の機能を持つボタンが配置される。ツールバーとは親子関係で、ツールバーの中にドッカブルツールバーが複数置かれる。ドッカブルツールバーはユーザーがカスタマイズ出来ることが多い。例えばボタンの場所をドラッグ・アンド・ドロップで移動したり、ドッカブルツールバーをツールバーの外に出してフローティングパレット化したり[3]、ツールバーに再びドッキングすることも出来る。

Microsoft WindowsのツールバーはWindowsのコモンコントロールの一つであり、comctl32.dllに実装されている[要出典]。長年に渡って改良されているが、仕組み自体はWindows 95の頃から存在する[4]。マイクロソフトはOffice 2007以降、ツールバーの代わりにリボン (GUI)の採用を増やしている。

クールバー(英語:CoolBar)
ドッカブルツールバーの一種。Microsoft Visual Basicのコントロールの1つで[5]、同時期のInternet Explorerなどでも使われた名称である。Visual Basic 5.0 SP2以降のComct332.ocxに実装され[6]、マウスカーソルがアイコンの上に移動した時、アイコンが浮かび上がる等のクールな視覚効果機能を持っていた。Microsoft Visual C++MFCコントロールでは親をRebarコントロール、子をバンドと呼んだ[7]

ウェブブラウザに於けるツールバー

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI