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テトラオドン・ムブ

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テトラオドン・ムブ(学名:Tetraodon mbu)は、アフリカ中央部に分布する大型の淡水性フグの一種。ムブフグ、ムブナフグ、ジャイアントフグ、ジャイアント淡水フグなどとも呼ばれる。最大で全長67cmに達し、淡水性フグ類の中で最大級の種として知られる。

中部および下部のコンゴ川流域、ならびにタンガニーカ湖東岸のマラガラシ川河口付近に分布する。主に流れの緩やかな河川本流、支流、湖沼域に生息する。

形態

最大体長は約67cmに達する。体色は黄褐色から暗褐色を基調とし、体表には迷路状の複雑な模様が発達する。この独特のパターンは、斑点や直線的な縞模様をもつテトラオドン・ファハカ(Tetraodon lineatus)などの近縁種と容易に区別できる特徴である。模様は成長とともにより顕著になる。

フグ科魚類に共通する特徴として、危険を感じると水や空気を体内に取り込み、体を大きく膨らませる防御行動を示す。

生態

肉食性で、小魚、甲殻類、軟体動物、カタツムリ、ミミズ、ザリガニなどを捕食する。強靭な歯を持ち、硬い殻をもつ獲物も容易に砕くことができる。

飼育

極めて大型に成長するため、家庭用水槽での飼育は非常に困難である。成魚の飼育には1,000リットル以上の超大型水槽と強力な濾過装置が必要とされる。

飼育下では、歯の過剰成長を防ぐため、貝類や甲殻類など殻付きの餌を含む多様な食事を与える必要がある。知能が高く、飼育者を識別するとされ、観賞魚として高い人気を持つ一方、安易な飼育は推奨されない。

保全状況

国際自然保護連合(IUCN)によるレッドリストでは、軽度懸念(LC) に分類されている。

分類

本種はテトラオドン属に属し、同属には以下の種が知られている。

脚注

参考文献

関連項目

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