テボルム
韓国のお祭り(韓国版初満月)
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由来
風習
食べ物

- 五穀飯
- 五穀飯(チャルバップ[1])は、豊作を祈願し、もち米・小豆・きび・黒豆・粟など5種類以上の穀物を混ぜて炊いたもの[3][4]。
- 五穀飯とともに薬食(ヤクシク)を作って食べることもある[1]。
- ムグンナムル
- ムグンナムルとは、ワラビや豆もやし、ゼンマイ、キキョウ、きのこ類、大根やかんぴょうなどの、あらかじめ干しておいた野菜を9種類ナムルにし、五穀飯とともに食べる[1][4][5]。このナムルを食べると夏バテしないと考えられた[1]。
- テボルムは草木が芽吹き始める早春の時期にあたり、冬の間には保存食として必要であった干し野菜などがこの後は不要になるため、テボルムで全て食べ切るために調理した[5]。
- プロム噛み
- プロムとは、胡桃や松の実のように殻が固いナッツ類の総称で[6]、テボルムの朝にこれを噛んで音を出すと、その音で悪鬼が祓われ、その年1年は身体におできができないという[3][5]。また、プロムを1個、歯で砕いた後に「プロム出ていけ」と叫んで屋根の上に投げ、自分の年の数だけナッツを食べると1年間はおできができず、歯が丈夫になり、健啖家になるともいう[6]。
- プロムの語源は「プスロム(できもの、腫れ物)」とされる[5]。噛むだけでなく、割って食べ、肌が潰瘍になるのを予防した[7]。
- クィバルギ酒
- クィバルギ酒は冷や酒のことで、これを1杯飲むと耳の病気にかからず、聴覚がよくなって良い知らせがたくさん聞けるといわれた[1][3]。
遊び

ソルナルからテボルムにかけての15日間には、ぶらんこやチェギチャギ、ノルティギ、ユンノリ、村をあげての綱引き、凧あげなどの遊びをする[8]。
ユンノリと綱引きは、その年の村の吉兆を占う行事でもあった[8]。
まじない
火を使う行事

火を使ったテボルムの行事に、次のものがある。安全上の理由で行わない例も多いが、テボルムが近づくと韓国各地の自治体や博物館などが主催するイベントで鑑賞することができる[3]。
- タルチッテウギ(タルジプ焼き)
- 稲藁や針葉樹の枝を高く積み上げた「月の家(タルチッ)」を燃やしてその年の豊作を祈願し、厄を払うの行事[4]。日本における「どんど焼き」にあたる[5]。
- チュイブルロリ(チブル遊び、チュイブルノジ[10])
- 主に男児がした遊びであるが、畑のあぜ道や周囲の土手への火付けである[9]。火勢が強いほどその年は豊作になると考えられたので、子どもたちは競って火を強め、消火せずに帰宅し、徹夜で遊ぶ[10]。
- 農耕を始めるに先立ち、田畑の雑草を燃やし肥料を作り害虫を防除する野焼き行事でもあり[9]、たいまつや紐を付けた空き缶に炭を入れて火を灯したものを、ぐるぐると振りまわして点火した[5]。