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ディー川 (アバディーンシャー)

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延長 140 km
流域面積 2,100 km2
水源の標高 1,200 m
ディー川
ディー川 2004年撮影
ブレーマー(英語版)近郊を流れるディー川。
延長 140 km
流域面積 2,100 km2
水源 ケアンゴーム山地(英語版)(アバディーンシャー)
水源の標高 1,200 m
河口・合流先 北海(アバディーン)
流域 スコットランドの旗 スコットランド

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ディー川(ディーがわ、英語: River Dee)は、イギリスのスコットランド東部、アバディーンシャー及びアバディーンを流れる河川である。総延長140km、流域面積は2,100km2[1][2]。

ディー川の流路。
ジェームズ・キャシー(英語版)画のバルモラル城。ディー川のほとりに建つ城が描かれている。

スコットランド東部にあるグランピアン山脈の中央部、ケアンゴームズ国立公園(英語版)内にあるケアンゴーム山地(英語版)のベン・マクドゥイ山(標高1,310m)とブレリアック山(英語版)(標高1,295m)の付近、標高1,200m地点の「ディーの泉」を水源とする。イギリスの主要河川の中では最も高地に水源を持つ[1][3][4][5][2]。

最上流部では山地内部を南流し、国立公園の南端で東へ転ずる。その後は河口までほぼ東流し、最終的にアバディーンで北海へ流入する。河口部を除き船舶の航行はできない[1][3][4][5][2]。

ディー川沿岸(ディーサイド)の自然豊かな谷は、19世紀以降に例年イギリス王室が避暑地として利用することから「ロイヤル・ディーサイド」の通称を持つ。バルモラル城はじめ王室ゆかりの名所や古城が多く、ハイランド地方有数の観光地となっている。またヴィクトリア朝期の建物が多いことから「ヴィクトリアン・ヘリテージ・トレイル」(Victorian Heritage Trail)とも呼ばれている[3][4][5][6]。

流域の特徴

上流部

上流部は山地の峡谷を急流をなして流れ、何段もの滝を持つ。特に源流部にはU字谷や圏谷といった氷河地形がみられる。これは第四紀に流域全体が氷床に覆われていたことによる[3][4]。

主な集落にブレーマー(英語版)、バラター(英語版)など。ブレーマー付近にはブレーマー城(英語版)があり、バルモラル城はブレーマーとバラターの間に位置する。バルモラルの付近はマスの好漁場でもある[1][3][5][6]。

下流部

アボイン(英語版)より下流は広い谷となる。両岸は肥沃な農業地帯で肉牛などの牧畜が盛んであるほか、サケ漁などが行われる[3]。

河口のアバディーンはスコットランドでも有数の都市であり、ディー川とドン川(英語版)の河口に挟まれる位置にある。港湾都市として発展を遂げ、グラスゴー、エディンバラに次ぐ第3の都市となった。北海油田を支える中心港であり、ヨーロッパ最大の石油や天然ガスの供給基地となっている。またニシンやタラの漁港でもある。港湾改修のためにディー川の河口部が付け替えられ、1872年に可航水路が建設された[1][6][2]。

主な集落にはアボイン、アバディーンのほか、バンコリー(英語版)がある。バンコリーとアバディーンの間に、クラテス城(英語版)、ドラム城(英語版)がある[6]。

主な支流

ギャラリー

脚注

参考文献

関連項目

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