デニス・キーン
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デニス・キーン(Dennis Keene, 1934年7月 - 2007年12月2日)は、イギリス生まれの詩人、日本文学の翻訳家。横光利一研究で知られる[1]。
1934年にロンドンで生まれた[1]。オックスフォード大学で英語詩を学び、『オックスフォード・ポエットリー』誌の編集に携わる。卒業後、エチオピア、シンガポール、マレーシアで教師をしたのちに日本を訪れ京都大学で学び、日本女子大学英文科教授を10年間にわたって務める[1]。1961年から京都大学でも教え、ケイコ夫人と知り合い1962年に結婚(ケイコ・キーン、1935年京都府生まれ。舞踊関係の翻訳、評論)。九州大学で教えていた時、北杜夫の『幽霊』を知り日本の小説に関心を深め、オックスフォード大学で横光利一についての博士論文を書き上げた[1]。1981年には中村稔の詩集翻訳を出した[1]。
その他、英文学、日本文学に関する研究書、詩集、丸谷才一の英訳などを刊行、1992年野間文芸翻訳賞を受賞。ドナルド・キーンと親戚関係ではない。
(なお英語版ウィキペディアのDennis Keeneは同名異人で、英語版には立項はない)