デルフィーヨ・マルサリス
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マルサリスはニューオーリンズで、ドロレス(旧姓フェルディナンド)とピアニストで音楽教授のエリス・マルサリスの息子として生まれた[2]。また、エリス・マルサリス・シニアの孫であり、ウィントン・マルサリス(トランペット奏者)、ブランフォード・マルサリス(サクソフォーン奏者)、ジェイソン・マルサリス(ドラマー)の兄弟でもある。デルフィーヨには音楽家ではない兄弟が2人いる。エリス・マルサリス3世(1964年生まれ)はボルチモアを拠点とする詩人、写真家、コンピューター・ネットワークの専門家であり、ムボヤ・ケニヤッタ(1970年生まれ)は自閉症と診断されており、デルフィーヨがニューオーリンズを拠点とするアップタウン・ミュージック・シアターを設立する主なきっかけとなった。2000年に設立されたUMTは、300人以上の若者を育成し、8つのオリジナル・ミュージカルを上演してきた。これらの作品はすべて「コミュニティの結束」という理念に基づいている。
デルフィーヨは自身のアルバムをリリースしているほか、アコースティック・ジャズのプロデューサーとしても知られている。彼は『ザ・トゥナイト・ショー』のエンジニア、パトリック・スミスと共に、多くのジャズ録音がロックンロール的な手法からアコースティック録音の復活へと移行するきっかけとなったフレーズを生み出した。「ベースからより豊かな木の響きを引き出すため、このアルバムは悪名高いベース・ダイレクトを使用せずに録音された」というフレーズは、プロデュースを担当した兄ブランフォードのアルバム『ルネッサンス』(1987年、コロムビア)に初めて登場し、1980年代後半以降、多くのアコースティック・ジャズ録音の音質を象徴する一文となった。彼はバークリー音楽大学を卒業し、2004年にはルイビル大学でジャズ演奏の修士号を取得した。
私生活
受賞歴
国立芸術基金
マルサリスは国立芸術基金による、2011年のNEAジャズ・マスターズを、父や兄弟と共にグループで受賞した[4]。
『オフビート』誌 ベスト・オブ・ザ・ビート賞
| 年 | カテゴリー | ノミネート作品 | 結果 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 2006 | プロデューサー・オブ・ザ・イヤー | 受賞 | [5] | |
| 2009 | 最優秀トロンボーン奏者 | 受賞 | [5] | |
| 2016 | 最優秀コンテンポラリー・ジャズ・バンド、またはパフォーマー | 受賞 | [5] | |
| 最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム | Make America Great Again! (with the Uptown Jazz Orchestra) | 受賞 | [5] | |
| 2020 | 最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム | Jazz Party (with the Uptown Jazz Orchestra) | 受賞 | [5] |
| 2023 | 最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム | Uptown on Mardi Gras Day (with the Uptown Jazz Orchestra) | 受賞 | [5] |
ディスコグラフィ
リーダー・アルバム
- 『ポンティアス・ピラトの判決』 - Pontius Pilate's Decision (1992年、Novus)
- 『MUSASHI』 - Musashi (1996年、Evidence)
- Minions Dominion (2006年、Troubadour Jass)
- Sweet Thunder: Duke and Shak (2011年、Troubadour Jass)
- 『ザ・ラスト・サザン・ジェントルメン』 - The Last Southern Gentlemen (2014年、Troubadour Jass)
- Make America Great Again (2016年、Troubadour Jass)
- Kalamazoo (2017年、Troubadour Jass)[6]
- Jazz Party (2020年、Troubadour Jass)
- Uptown On Mardi Gras Day (2023年、Troubadour Jass)
- Crescent City Jewels (2024年、Troubadour Jass)
参加アルバム
- 『ブルース・ウォーク』 - I Heard You Twice The First Time (1992年、Sony)
- 『バックショット・ルフォンク』 - Buckshot LeFonque (1994年、Columbia) ※バックショット・ルフォンク名義
- 『ミュージック・エヴォルーション』 - Music Evolution (1997年、Sony) ※バックショット・ルフォンク名義
- 『ロメール・ベアデン・リヴィールド(ロメール・ベアデンに捧ぐ)』 - Romare Bearden Revealed (2003年、Marsalis Music)
マルサリス・ファミリー
- Marsalis Family: A Jazz Celebration (2002年)
- 『ミュージック・リディームス』 - Music Redeems (2010年)
その他
- エルヴィン・ジョーンズ : 『イット・ドント・ミーン・ア・シング…』 - It Don't Mean a Thing (1993年、Enja)
- ベニー・グリーン : 『ザ・プレイス・トゥ・ビー』 - The Place To Be (1994年、Blue Note)
- エリス・マルサリス&ウィントン・マルサリス : 『ジョー・クールズ・ブルース』 - Joe Cool's Blues (1994年)
- カーミット・ラフィンズ : Hold on Tight (1996年)
- エルヴィン・ジョーンズ : Jazzfest (1997年)
- ルース・ブラウン : R+B = Ruth Brown (1997年)
- クラッチ : 『エレファント・ライダーズ』 - The Elephant Riders (1998年)
- ジェフ・テイン・ワッツ : 『シティズン・テイン』 - Citizen Tain (1999年)
- ドナルド・ハリソン : 『スピリッツ・オブ・コンゴ・スクエア』 - Spirits of Congo Square (2000年)
- ワイクリフ・ゴードン : The Search (2000年)
- モンティ・アレキサンダー : 『コンクリート・ジャングル : ザ・ミュージック・オブ・ボブ・マーリー』 - Concrete Jungle: The Music of Bob Marley (2006年)
- ワイクリフ・ゴードン : Standards Only (2006年)
- ルース・ブラウン : Ms. B's Blues (2009年)
- アナ・ポポヴィッチ : 『トリロジー』 - Trilogy (2016年)[7]