トウアズキ
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| トウアズキ | ||||||||||||||||||||||||
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トウアズキ(果実と葉) | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Abrus precatorius L. (1753) | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Jequirity |
トウアズキ(唐小豆、Abrus precatorius)はマメ亜科のつる性多年草または木本。種子が赤く美しいので装飾用などに使われるが、この種子は猛毒を持つことでも知られる。 英語では jequirityと呼ばれており[1]、他にも Crab's eye[1]、 rosary pea[1]、 John Crow Bead[2] 、precatory bean[1] 、Indian licorice[1] 、Akar Saga、gidee gidee[1]、Black-Eye Susan[3]と呼ばれている。また、トリニダード・トバゴ[4] ではJumbie beadと呼ばれている[注 1][1]。
形態・生態
利用
種子は赤く美しいので、古くから装飾用ビーズやネックレス[3]、マラカスのような楽器の材料に使われた。古くはインドやマレー半島で、この種子の重さで金の重さを量ったこともある[3]。最も重要な用途としては、仏教徒の数珠や、ネックレスなどの装身具の製造である[3]。
アフリカでは葉や根の甘味を利用することがあるというが、種子にはアブリンという毒性タンパク質がある[3]。これはトウゴマ種子に含まれるリシンと同様、リボゾームにおけるタンパク質生合成を妨害する。経口摂取でも変性しないため猛毒性を示す。また、毒性は煮るとなくなるともいわれるので、アフリカやインドで食用にされることもあるが、多量に食べると頭痛が起こるといわれる[3]。
有毒植物であるが、中国では種子を相思子(そうしし)の名で薬用にすることもあり、駆虫、頭痛、皮膚病に用いる[3]。インドネシアでは、葉を Daun Saga と称し、下痢、扁桃炎、鷲口瘡、痔に用いる[3]。また、白い種子をつける変種はシッダたちの間で媚薬として用いられた[6]。