トゲアシガニ
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| トゲアシガニ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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トゲアシガニ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類(De Grave et al. (2009)) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Percnon planissimum (Herbst) |
トゲアシガニ(Percnon planissimum(Herbst))は、イワガニ科のカニの1種。岩礁海岸に生息し、岩に張り付く姿勢できわめて素早く動き回る。
全体に扁平なカニ[1]。背甲の長さは約40mm、幅は37mm程度。背甲の輪郭はほぼ丸く、前の部分では第1触角窩が深くくぼみ、背面側から第1触角が見て取れる。額は狭く、前に突き出し、先端は鋭く2つに割れ、また側面の中程から左右前方に鋭い棘が1対出る。第1触角窩と眼窩の間は幅広く、前に突き出して先端が3つの棘に分かれる。眼窩の後は大きく突き出した棘になり、その後方、背甲の側面にはそれに続いて3つの鋭い突起が並ぶ。背甲は短毛に覆われ、背面は赤褐色で、『出』の字のような緑青色の模様があり、背甲の前縁や歩脚の前面にある橙色の筋模様がよく目を引く[2]。
鉗脚は左右同型、大きさも同じ。長節は細く、内側の縁に上下2列の小さな棘の列がある。腕節は短くて小さな棘が多い。前節は基部の上に小さな棘があるが全体には表面は滑らか。掌部は扁平で幅広くなっている[3]。4対の歩脚の内、第2、第3脚はよく発達し、第1、第4脚はそれらよりやや小柄。どの足も長節の前縁には7-8個の鋭い棘が並び、後側の縁には揃った毛の列がある。 雌雄とも腹部は5節のみ[4]。