ドラゴン特攻隊
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第二次世界大戦下の中国を舞台に、日本軍に捕らわれた連合軍捕虜の救出作戦に従事する寄せ集め部隊の活躍を描く。
1979年に発生した、ジャッキー・チェンのトラブル(二重契約問題)をジミー・ウォングが手打ちにしたことから、ジャッキーがジミーへの義理立てで準主演級で出演しており、クライマックスは1977年の『ファイナル・ドラゴン』以来の、ジミー対ジャッキーの決闘が描かれた。ただし、ジャッキーの攻撃が、なぜかジミーにはいっさい当たらないという接待アクションとなった。
内容的には、支離滅裂な時代考証やナンセンスに徹した脚本など、強引でチープな作風が目立つが、タオ・ダーウェイやブリジット・リンら、当時の香港・台湾の一流どころのタレントをほしいままに集めて出演させており、いろいろな意味で当時の香港・台湾芸能界におけるジミーの影響力の大きさが窺える作品である。
あらすじ
第二次世界大戦中と思わしき時代の中国大陸。アメリカ軍・イギリス軍・フランス軍・アフリカ軍の将軍が、50万ドルの軍資金と共に日本軍に拉致された。救出のため、歴戦のベテラン・ドン中尉(ジミー・ウォング)を隊長に決死隊が編成されたが、人選は相当にクセのあるドンの旧知の者ばかり。
一方、胡散臭い賭け勝負でシノギを挙げる賞金稼ぎのシャオ・リー(ジャッキー・チェン)は、ドンの部隊と行く先々で因縁がてら行動を共にするようになる。
特攻隊の行く手を阻むアマゾネス軍団により、隊長のドン中尉は戦死。他の特攻隊のメンバーは全員捕われてしまう。しかしたまたま通りすがったシャオの助けで、何とか脱出に成功する。そして一夜の宿をと特攻隊が入っていったのは、幽霊屋敷。
困難を乗り越え、ようやく特攻隊は将軍が拉致されている砦に辿り着く。だが将軍も軍資金もそこには無かった。そして迎え撃つのは、ハーケンクロイツと日章旗をペイントした乗用車に乗る、裃のサムライとマスクとマント男たちによる、ドイツ軍と日本軍。ドイツ軍と日本軍は、特攻隊たちが軍資金を奪ったとして、明朝までに明け渡すように勧告する。特攻隊はどうせ殺させるならと自身たちの命と軍資金を賭けて徹底抗戦、特攻隊側にも多くの犠牲者が生じるが、なんとか敵を全滅させる。
だがそこに現れたのは、死んだはずのドン中尉と四将軍。実は軍資金を独り占めしようという中尉の策略であった。そして中尉とシャオの一騎討ちが始まった。
キャスト
スタッフ
- 監督:チュー・イェンピン
- 脚本:韋辛
- 製作:江文雄、沈曉印
- 製作総指揮:ジミー・ウォング
- 武術指導:林萬掌
- 製作会社:香港正明影業
日本語版スタッフ
| ソフト版 | 日本テレビ版 | |
|---|---|---|
| 演出 | 遠藤智博 | 蕨南勝之 |
| 翻訳 | 矢田尚 | |
| 効果 | 佐藤良介 | |
| 調整 | 近藤勝之 | |
| 担当 | 大戸正彦 | |
| 解説 | 水野晴郎 | |
| 制作 | FILMEDIA | コスモプロモーション |
| 初回放送 | 1985年4月10日 『水曜ロードショー』[1] |
- 2014年発売のBlu-ray Discには、全ての日本語吹替が収録されている。