ドロマイト From Wikipedia, the free encyclopedia ドロマイト ドロマイト ドロマイト(dolomite)は、鉱物である苦灰石(CaMg(CO3)2)、あるいは岩石である苦灰岩を指す。どちらを指すか区別できないので、苦灰岩のことはドロストーン(dolostone)ともいう。また、鉱石名としても使われる。 鉱石の色は灰色か白色で、石灰石に似ている。石灰石が海水中で変容して生成する。 ドロマイト(苦灰石、化学式 CaMg(CO₃)₂)は、炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムからなる鉱物である。これを高温で焼成(脱炭酸処理)すると二酸化炭素が分離し、酸化カルシウム(CaO)および酸化マグネシウム(MgO)を主成分とする物質が得られる。これが「苦土生石灰」あるいは一般に「苦土石灰」と呼ばれる資材である[1][2][3]。 この「焼成ドロマイト(苦土石灰)」は、土壌の酸性を中和し、カルシウムおよびマグネシウムを植物に供給する目的で、園芸や農業における石灰資材として広く利用されている[4]。 鉱物としてのドロマイト(苦灰石、白雲石) →「苦灰石」を参照 岩石としてのドロマイト(苦灰岩、白雲岩) →「苦灰岩」を参照 用途 セメント原料、ガラス原料、鉄鋼精製用 土壌改良剤、肥料 電子部品原料 食品添加(飲料、ふりかけ等)用(カルシウム、マグネシウム強化) ほか 産地 日本 栃木県佐野市(旧:葛生町) 沖縄県南・北大東村(大東群島) 中国 遼寧省大石橋 脚注 [脚注の使い方] ↑ “ドロマイトって何?”. 津久見ドロマイト工業. 2025年9月23日閲覧。 ↑ “土壌改良資材とは?おすすめの種類と目的別の選び方を徹底”. Minorasu/BASF. 2025年9月23日閲覧。 ↑ “顆粒苦土生石灰”. タマサ肥料. 2025年9月23日閲覧。 ↑ “土壌改良資材とは?おすすめの種類と目的別の選び方を徹底”. Minorasu/BASF. 2025年9月23日閲覧。 参考文献 都城秋穂・久城育夫 『岩石学II - 岩石の性質と分類』 共立出版〈共立全書〉、1975年、ISBN 4-320-00205-9、全国書誌番号:69027227。 関連項目 鉱物 - 苦灰石 岩石 - 苦灰岩 鉱石 - ドロマイト ドロミーティ 佐野市 葛生地区: ドロマイトの採掘が盛んである。 国鉄タキ21000形貨車 - ドロマイトを専用種別とする貨車(タンク車) 国鉄ホキ5400形貨車 - ドロマイトを専用種別とする貨車(ホッパ車) 外部リンク ウィキメディア・コモンズに関連カテゴリがあります。Dolomite (mineral)、Dolostone 炭酸塩アトラス 石灰石・ドロマイトとは(吉澤石灰工業株式会社) Related Articles