ナンベトダムの目的はベナン・トーゴ両国の中期的な電力需要を満たすとともに、17億立方メートルに達する貯水を提供することであった。貯水により、年間1,000トンから1,200トンの漁獲量や、43,000ヘクタールの土地が灌漑されることが期待された[5]。6年後のダム計画への評価では、計画が満足のいく期限内かつ予算内に完了したことが公表された。計画は二国間による協力の良い例となった。発電の目的は満足に達成されたが、漁場開発計画は失敗した。灌漑計画は想定よりも遅く進行していたものの、最初の灌漑された土地での米の栽培量は十分であった[5]。
ナンベトダムはトーゴに必要な電力の一部を担っており、水位が下がると数カ月間にわたって発電が中断される。結果として、2016年より追加のダムがモノ川の更に下流にあるアジャララの地に建設されている[6]。建設事業に関係する魚の生産事業やその他環境問題は計画の早い段階から考えられていた[5]。