ニッポンマイマイ
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| ニッポンマイマイ | |||||||||||||||||||||||||||
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一宮市のニッポンマイマイ。貝殻部分の斑紋は軟体の模様が透けて見えているもので、貝殻自体には斑紋はない。 | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Satsuma japonica (Pfeiffer, 1847)[2] | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ニッポンマイマイ (日本蝸牛) 巻上夕皃 (マキアゲユウガオ) 渦蝸牛[3] | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| unknown 中名 日本栗蝸牛 (rì běn lì zǐ wō niú) |


ニッポンマイマイ(日本蝸牛)、学名 Satsuma japonica (L. Pfeiffer, 1847)は、有肺目ナンバンマイマイ科に分類されるカタツムリの一種。直径10数ミリの丸みを帯びた円錐形の貝殻をもつ。日本の固有種で、東北地方から中国地方にかけて分布する[4]。
貝殻全体は丸みをおびた円錐形で、殻高17mm, 殻幅19mmほど。螺層はやや巻き数が多く一班に山型を呈する。周縁に角があることが多いが、周縁の角の強弱には地域個体群や亜種の間で相当の変異がある。
殻口は幼貝では薄く単純で、成貝では殻口縁がやや反り返って口唇を形成し、その底唇部はやや歪んでかすかな歯状隆起を作る。
臍孔(へそ孔)は狭いが通常は明瞭に開く。
殻色は淡黄褐色のものが多いが、赤褐色を帯びるものもあり、同じ個体群内でも変異することがある。周縁には細い褐色の色帯が出ることがあるが、色帯が全くないものも少なくなく、殻色と同様に同じ個体群内でも色帯のあるものとないものが一緒に見られることもある。褐色の色帯が出るものでは、褐色色帯の下側に淡色帯があることも多い。色帯以外にはこれといった模様はないが、殻質がやや薄く生時は軟体の斑紋が透視されるため、殻自体には模様がなくても模様があるように見えることがある。
殻表彫刻は、穏やかな成長線以外には肉眼的な彫刻はないのが普通で、特に殻頂(胎殻部分)は多くの場合平滑である。しかしその後に成長した部分では殻表が微視的な顆粒状/鱗片状を呈することがあり、その範囲や発達程度は個体群によって異なる[5]。
軟体のうち殻から外に出る部分は黄褐色のものが多いが、ときには相当黒味の強い個体もある。また背面に褐色で不規則なそばかす斑が見られることも多い。殻内にある軟体部分は外套膜に覆われているが、外套膜には黒褐色の斑紋があることも多く、生きているものでは上述のごとく殻を透してそれが見え、外套膜の黒褐色の面積が多い個体では全体に黒く見えることもある。匍匐時には眼柄と首の部分は細長くよく伸びる[6]。ニッポンマイマイ属 Satsuma に共通の特徴として、生殖器に矢嚢(しのう)と粘液腺を欠く[4]。