ニュージーランドバト
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| ニュージーランドバト | |||||||||||||||||||||||||||
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カピティ島の個体 | |||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Hemiphaga novaeseelandiae (Gmelin, 1789) | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| New Zealand pigeon Kererū |
ニュージーランドバト Hemiphaga novaeseelandiae はハトの一種。ニュージーランドの固有種である。マオリ語ではkererū と呼ばれるが、ノースランド地方ではkūkupa ・kūkū などの名称でも呼ばれる。英名にはwood pigeonなどがあるが[2]、同じくwood pigeonの名で呼ばれるモリバト(北半球に分布)とは無関係である。
東南アジア・アフリカ・ニュージーランドに広く分布するアオバト亜科に属する。この亜科は果実、特に液果を主食とすることが特徴である[3]。ニュージーランドバト属 Hemiphaga はニュージーランド周辺とノーフォーク島に固有であるが、ラウル島からも本属に属する14世紀頃の骨が出土している[4]。
分類
一般的には、基亜種を含め3亜種を認める。その内H. n. spadicea (w:Norfolk pigeon) は現在では絶滅しているが、羽の色や形態的特徴が異なっていた[7]。
もう一つの亜種H. n. chathamensis はチャタム諸島に生息する亜種であるが、2001年にHemiphaga chathamensis として分離された[8]。
生態
ノースランド地方からスチュアート島まで広い範囲分布域を持ち、沿岸から山地まで様々な森林で見られた[9]。
摂餌

一般的には果食性である。ニュージーランドの鳥としては、直径1cmを超える大きな果実を丸ごと消費できる唯一の種である。タライレのような在来植物の種子の拡散に関わるため、生態系の中でも重要な地位にある[10]。
果実があまり利用できない時季には葉も食べる。本種が最も好む葉は、移入種であるスモモ亜属の葉である[11]。
繁殖
繁殖は果実に依存しているが、季節や地域、果実の作況によってその利用可能量は変化する。特に北島北部では、他のアオバト類と同様、クスノキ科・ヤシ科のような熱帯由来の果実を利用するが[12][13][14][15]、ゴンドワナ大陸の遺存種であるマキ科のミロ Prumnopitys ferruginea やカヒカテア Dacrycarpus dacrydioides などの果実も利用する[13][14][15][16]。北島の北部は温暖であり十分な果実が利用できるため、換羽の時期にあたる3-5月を除いては周年繁殖する[10]。
樹上に、数本の小枝を束ねた簡易な巣を作り、1個の卵を産む。卵は28–29日で孵化し、雛はその後30-45日で巣立つ[17]。

