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ハイパーオリンピック'84

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『ハイパーオリンピック'84』 (Hyper Olympic'84) は、1984年7月に日本のコナミ工業から稼働されたアーケード用スポーツゲーム。北米ではCenturiから『Hyper Sports』のタイトルで稼働された。

概要 ジャンル, 対応機種 ...
ハイパーオリンピック'84
ジャンル スポーツゲーム
対応機種 アーケード (AC)
開発元 コナミ開発1課
発売元 日本 コナミ
アメリカ合衆国 Centuri
プロデューサー 石原祥吉
プログラマー 町口浩康
音楽 福武茂
シリーズ コナミハイパーシリーズ
人数 1 - 4人(対戦プレイ)
発売日 日本 1984071984年7月
アメリカ合衆国 1984071984年7月
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同社による『ハイパーオリンピック』(1983年)の続編であり、同年開催のロサンゼルスオリンピックに合わせて発表された。前作と同様に陸上競技を題材とした作品であるが、陸上競技以外の種目も収録されている。本作では水泳、クレー射撃、跳馬、アーチェリー、三段跳、重量挙げ、棒高跳の7種目で記録を競う。コントロールパネルはボタンの外周が縁で覆われ、こすりや定規等を使った連打がやり辛くなるように修正された。開発はコナミ開発1課が行い、前作から引き続きプロデューサーは石原祥吉、音楽は福武茂が担当、プログラムは後に『グラディウス』(1985年)を手掛けた町口浩康が担当している。

後にX1やPC-8001mkIISRなど日本国産パソコンに移植された他、MSXおよびファミリーコンピュータには『ハイパースポーツ』のタイトルで、SG-1000には『コナミのハイパースポーツ』のタイトルで移植された。日本国外のホビーパソコンにおいても『Hyper Sports』のタイトルで移植された。2002年には「コナミスポーツシリーズ」として、一部種目のみ携帯電話ゲームとして配信された。2015年にはMSX版『ハイパースポーツ2』がプロジェクトEGGおよびバーチャルコンソールで配信された他、2019年には日本国外アーケード版がアーケードアーカイブスとして配信された。

ゲーム内容

1984年ロサンゼルスオリンピックの開催に合わせて稼働された[1]。競技はすべて一新され、100メートル自由形、クレー射撃、跳馬、アーチェリー、三段跳、重量挙げ、棒高跳の全7種目。前作よりもタイミング重視の競技が多くなっている。

入力の処理方式が異なっており、左右交互押しによるRUNボタン連打が若干やり易くなっている。4周目までしかなかった前作と違い、6周目まで難易度が上がる。6周目は極めて難しく、クリアするのは至難の業となっている。7周目以降は、6周目を繰り返す。

アーケードアーカイブス版はランキング画面で演奏される『炎のランナー』のテーマ曲がカットされて無音になっている。

種目

プレイ順に記述する。

種目は順に水泳(100m自由形)、クレー射撃、跳馬、アーチェリー、三段跳、重量挙げ、棒高跳の7つ。

水泳
  • 2つのRUNボタンで泳ぎ、ACTボタン(JUMPボタン)で画面に息継ぎの指示が出た時に息継ぎをする。ファウルは1回のみできるが、計測は1回のみとなる。
クレー射撃
  • 左右の標的が2つのRUNボタンに対応し、標的が出たら素早く押す。3回計測のチャンスがある。
跳馬
  • 助走はコンピュータにより自動で行われプレイヤーは介入できず、ACTボタンで跳躍のタイミングのみをコントロールすることとなる。跳躍後はRUNボタンにより回転数をできるだけ多くすることを目的とする。計測のチャンスは3回。
アーチェリー
  • 矢の発射角度をACTボタンで調整し発射する。計測のチャンスは3回。
三段跳
  • RUNボタンで助走し、ACTボタンで踏み切りのタイミングおよび角度を調整する。最初の踏み切りが白線を越えているとファウルとなる。計測のチャンスは3回。
重量挙げ
  • RUNボタンで持ち上げるパワー調整を行い、ACTボタンでパワー移動を行う。計測のチャンスは2回。
棒高跳
  • 助走は自動で行われ、跳ぶタイミングと体勢変更をACTボタンで行う。プレイヤーは失格となるまでより高い記録に挑戦できる。バーに触れたりバーを落としたりすると失敗となり、3回失敗で失格となる。

移植版

さらに見る No., タイトル ...
No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 備考 出典
1 ハイパースポーツ1
Hyper Sports 1
日本 1984081984年8月
欧州連合の旗 1984年
MSX コナミ開発3課 コナミ ロムカセット
2 ハイパースポーツ2
Hyper Sports 2
日本 1984111984年11月
欧州連合の旗 1984年
MSX コナミ開発3課 コナミ ロムカセット
3 ハイパーオリンピック'84 1
ハイパーオリンピック'84 2
日本 1985021985年2月
X1 デービーソフト デービーソフト カセットテープ
フロッピーディスク
4 ハイパーオリンピック'84 1
ハイパーオリンピック'84 2
日本 1985041985年4月
PC-8001mkIISR デービーソフト デービーソフト カセットテープ
フロッピーディスク
5 コナミのハイパースポーツ 日本 1985041985年4月
SG-1000 セガ セガ ロムカセット
6 Hyper Sports ヨーロッパ 1985071985年7月
コモドール64
ZX Spectrum
Ocean Software Imagine Software カセットテープ
7 ハイパースポーツ 日本 198509271985年9月27日
ファミリーコンピュータ コナミ開発2課 コナミ ロムカセット
8 ハイパースポーツ3
Hyper Sports 3
日本 1985101985年10月
欧州連合の旗 1985年
MSX コナミ開発3課 コナミ ロムカセット
9 Hyper Sports ヨーロッパ 1985年
Amstrad CPC
BBC Micro
Ocean Software Imagine Software カセットテープ
10 気軽に! クレー射撃
気軽に! アーチェリー
日本 200202042002年2月4日
FOMA901i/703iシリーズ
(iアプリ)
コナミ コナミ ダウンロード
(コナミスポーツシリーズ)
[2][3][4]
11 気軽に! クレー射撃
気軽に! アーチェリー
日本 200204172002年4月17日
J-SKY
(Javaアプリ)
コナミ コナミ ダウンロード
(コナミスポーツシリーズ)
[5]
12 気軽に! クレー射撃
気軽に! アーチェリー
日本 200207222002年7月22日
ezplus対応機種
(EZアプリ)
コナミ コナミ ダウンロード
(コナミスポーツシリーズ)
[6]
13 ハイパースポーツ 日本 2006年
Windows コナミ アイレボ ダウンロード
(i-revo)
ファミリーコンピュータ版の移植
14 ハイパースポーツ2 日本 201502172015年2月17日
Windows コナミ開発3課 D4エンタープライズ ダウンロード
(プロジェクトEGG)
MSX版の移植
15 ハイパースポーツ2 日本 201510282015年10月28日
Wii U コナミ開発3課 KDE ダウンロード
(バーチャルコンソール)
MSX版の移植 [7][8]
16 HYPER SPORTS INT 201911282019年11月28日
Nintendo Switch
PlayStation 4
ハムスター ハムスター ダウンロード
(アーケードアーカイブス)
日本国外アーケード版の移植 [9][10]
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MSX版

MSXでは『ハイパースポーツ』のタイトルで3本に分けて移植された。

  • ハイパースポーツ1
    アーケード版とほぼ同時に登場した。アーケード版の跳馬と、MSX版オリジナルの高飛び込み・トランポリン・鉄棒の計4種目を収録。
    全て跳躍が伴う競技で審判員の採点でスコアが決まる。開発初期は「ジョリーホッパー」というタイトルでバネの原理を学ぶ教育ソフトとして開発されていた。
  • ハイパースポーツ2
    アーケード版からクレー射撃・アーチェリー・重量挙げの3種目を収録。3タイトルの中で唯一アーケード版と同じ競技のみの収録であり、ゲーム中の音楽もアーケード版と同じものが使用されている。
    2015年2月17日よりプロジェクトEGG、同年10月28日よりWii Uバーチャルコンソールにて配信開始。
  • ハイパースポーツ3
    2の一年後に発売。アーケード版の三段跳・棒高跳と、MSX版オリジナルのロードレース・カーリングの計4種目を収録。
SG-1000版
MSX版『ハイパースポーツ1』の移植。競技内容も同じで、高飛び込み・跳馬・トランポリン・鉄棒の計4種目。ハイパーショットはMSX用のものが使用可能。
X1、PC-8001mkIISR版

デービーソフトから発売。カセットテープ版とフロッピーディスク版があるが、フロッピー版は1・2両方購入して2ドライブに両ソフトをセットすることでアーケード版同様に全種目通してプレイ可能だった。X1版はMSX用のハイパーショットが使用可能。

  • ハイパーオリンピック'84 1
    アーケード版から100メートル自由形・クレー射撃・跳馬・アーチェリーの4種目を収録。
  • ハイパーオリンピック'84 2
    アーケード版から三段跳・重量挙げ・棒高跳の3種目を収録。
ファミリーコンピュータ版

アーケード版の移植だが、MSX版同様「ハイパースポーツ」のタイトルに変更された。FC版『ハイパーオリンピック』同様、プレイするにはハイパーショットが必要だが、前作に付属したハイパーショット使えることから、本作はソフト単品での発売となり、ハイパーショットも単品販売された。アーケード版からのクレー射撃・アーチェリー・三段跳に加え、FC版ハイパーオリンピックで未収録だった走高跳を合わせた計4種目を収録。走高跳のバーの高さは一定で、周回を重ねるごとに高くなる。

評価

さらに見る 評価, レビュー結果 ...
評価
レビュー結果
媒体結果
Amstrad Action88% (CPC)[11]
Amtix!30% (CPC)[11]
Crash92% (ZX)[12]
Computer and Video Games90% (C64)[13]
31/40点 (ZX)[12]
Eurogamer8/10点 (AC)[14]
Sinclair User4/5stars (ZX)[12]
Your Sinclair43% (ZX)[12]
Zzap!6490% (C64)[13]
Your 644/5stars (C64)[13]
Aktueller Software Markt8/12点 (C64)[13]
6.2/12点 (ZX)[12]
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アーケード版

ゲーム本『甦る 20世紀アーケードゲーム大全 Vol.1 アイデア満載! ユニークゲーム編』では、本作稼働時にはすでに同様のゲームが他メーカーからも複数発売されていた事や、操作が複雑になった事が要因となり、前作程の人気作とはならなかったと記されている[1]。

脚注

参考文献

外部リンク

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