ハナシノブ属
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| ハナシノブ属 | ||||||||||||||||||||||||
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ミヤマハナシノブ (撮影地:北岳、Wikimedia Commons) | ||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Polemonium L. | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| ハナシノブ属 | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Jacob's ladders |
ハナシノブ属(ハナシノブぞく、学名:Polemonium)は、ハナシノブ科の多年生植物(まれに一年生)からなる属。主に草本だが、木本性やつる性の種もある。
分布と生育環境
分類と進化
ハナシノブの仲間は第三紀の寒冷期に北米で繁栄し、そこから東進したセイヨウハナシノブと西進したキョクチハナシノブの2系統に分かれた後、両系統が複雑に交雑したとされる。このため、非常に多くの種が記載され、分類を困難にしている[1]。
外国産ハナシノブ属の主な種(YListによる)
- P. boreale Adams ヒメハナシノブ[6] 栽培種
- P. caeruleum L. subsp. caeruleum ヨウシュハナシノブ[7](セイヨウハナシノブ)(P. caeruleumの基亜種)ユーラシア大陸産、園芸栽培種
- P. caeruleum subsp. campanulatum Th.Fr. キョクチハナシノブ[8] 北米西部、アラスカ、シベリア、フィンランド
- P. caeruleum subsp. liniflorum (V.Vassil.) Tolm. ex Tzvelev トウハナシノブ[9] 外国産種
日本産ハナシノブ属の分類(YListによる)
日本産ハナシノブ属Polemoniumの種分類は困難で、2種に分類する考えや1種4亜種を認める考えなどがあった。ここではYList、米倉(2012)[10]および高橋(2021)[4]の1種3亜種を認める見解に従う。この場合、3亜種(太字)とそれらの下位分類は以下の通り。
- P. caeruleum subsp. kiushianum (Kitam.) H.Hara ハナシノブ[11] 九州
- P. caeruleum subsp. laxiflorum (Regel) Koji Ito カラフトハナシノブ[12] 北海道、サハリン・ウスリー・アムール
- P. caeruleum subsp. yezoense (Miyabe et Kudô) H.Hara エゾノハナシノブ(広義)[16] 本州中部以北、北海道
日本産ハナシノブ属の分類(POWOによる)
POWOでは、日本産ハナシノブ属について以下の3種を認める見解を取っている。