ハナミノカサゴ

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ハナミノカサゴ(花蓑笠子、華蓑笠子、Red lionfish)は、ミノカサゴ亜科海水魚である。

赤色、えび茶色、白色の縦縞模様で識別され、目の上と口の下の肉厚の触手、扇子のような胸鰭、長い背棘を持つ。成魚は17インチほどまで大きくなるが、幼魚は1インチかそれ以下の大きさである。

前方から

背びれ・尻びれの先端の棘の部分に毒があり、毒を注入して襲うこともある[3]。ハナミノカサゴによる死亡事故は報告されていないが、刺されると激しい痛みを伴い、患部が赤く腫れ上がるため[3]、ダイバーや釣り人の脅威となっている。

ミノカサゴとの違いは胸部に縞模様があり、背びれ・臀びれ・尾びれの軟条に黒色斑があるところである[4]

生態

肉食性で主に甲殻類や小魚を食べる。夜行性であるため、日中は岩の物陰や隙間に隠れ日没後に岩や珊瑚を泳ぐ。泳ぐ際にひれをゆっくり動かす以外には身動きはせずに海底を漂うようにして泳いでいる[5]。捕食時には体の色を変化させて周囲の藻や珊瑚に紛れさせて獲物に気づかれないように接近し、吸い込むように捕食する[5]

紅海の海中を漂うように泳ぐハナミノカサゴ

繁殖は日没直前の海面の近くで行われ、求愛後にメスは粘り気のあるゼラチン質を分泌して直径2〜5 cm球体に形成してからその中に産卵し、その後にオスが精子を放出して受精させる[5]。球体一つあたりの卵の数は2000~15000で数日間海を漂ってゼラチン質が溶けてなくなった頃に稚魚が孵る[5]

報告されている最長の寿命は10年[6]

分布

人間との関係性

脚注

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