ハバナ・ムーン
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| 『ハバナ・ムーン』 | ||||
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| カルロス・サンタナ の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | サンフランシスコ ジ・オートマット[2] | |||
| ジャンル | ブルースロック、ラテン・ロック、テックス・メックス | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | コロムビア・レコード | |||
| プロデュース |
カルロス・サンタナ、ブッカー・T・ジョーンズ、ジェリー・ウェクスラー、バリー・ベケット(#7を除く全曲) キース・オルセン(#7) | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
| カルロス・サンタナ アルバム 年表 | ||||
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『ハバナ・ムーン』(Havana Moon)は、カルロス・サンタナが1983年に発表したスタジオ・アルバム。コラボレーション・アルバムを除く、純粋なソロ名義のアルバムとしては3作目に当たる。
音楽的にはテックス・メックス色が取り入れられており[2][10]、テキサス州を拠点としているブルース・バンド、ファビュラス・サンダーバーズが「フー・ドゥ・ユー・ラヴ」(ボ・ディドリーのカヴァー)、「ハバナ・ムーン」(チャック・ベリーのカヴァー)を含む5曲に参加した[10]。「キリマンジャロの伝説」は、サンタナ名義のアルバム『ジーバップ!』にも収録されていた曲の別ヴァージョンである[11]。
「ベレーダ・トロピカル」は、ゴンサロ・キュリエルが1936年に作曲したマリアッチの楽曲で、カルロスの父ホセ・サンタナがレコーディングに参加した[12]。なお、カルロスは後年のインタビューで、両親が夫婦喧嘩した後の午前4時にホセがこの曲を歌い、母がその歌声を聴いて、仲直りのきっかけになったという思い出を語っている[12]。
反響・評価
母国アメリカでは17週Billboard 200入りし、1983年5月28日付のチャートで最高31位を記録した[8]。スウェーデンのアルバム・チャートでは6回(12週)連続でトップ40入りし、最高6位を記録するヒットとなった[3]。また、ノルウェーのアルバム・チャートでは9週連続でトップ20入りし、最高6位を記録して、カルロスのソロ・プロジェクトによる作品としては初めて、同国でトップ10入りを果たした[4]。
William Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「軽めの内容だが、カルロス・サンタナの作品の中でも特に楽しめるものの一つで、彼がここ10年にバンド外で発表してきたアルバムとしては、特に売れただけのことはある」と評している[2]。また、J.D.コンシダインは1983年6月9日付の『ローリング・ストーン』誌のレビューで5点満点中3点を付け「音楽性を広げようという熱意が見られるのは良いが、残念なことに、幅を広げようとするあまり質が損なわれている。『ハバナ・ムーン』は名盤となるはずが、単に良いアルバムで終わっている」と評している[10]。
収録曲
2. 4. 6. 7.はインストゥルメンタル。
- ウォッチ・ユア・ステップ - "Watch Your Step" (Phil Belmonte, Bobby Parker) - 4:01
- ライトニン - "Lightnin'" (Carlos Santana, Booker T. Jones) - 3:51
- フー・ドゥ・ユー・ラヴ - "Who Do You Love?" (Ellas McDaniel) - 2:55
- マッドボーン - "Mudbone" (C. Santana) - 5:52
- ワン・ウィズ・ユー - "One with You" (B. T. Jones) - 5:21
- エクアドル - "Ecuador" (C. Santana) - 1:11
- キリマンジャロの伝説 - "Tales of Kilimanjaro" (C. Santana, Alan Pasqua, Armando Peraza, Raul Rekow) - 4:50
- ハバナ・ムーン - "Havana Moon" (Chuck Berry) - 4:10
- ティファナ・ナイト - "Daughter of the Night" (Hasse Huss, Mikael Rickfors) - 4:19
- 星降るメキシコ - "They All Went to Mexico" (Greg Brown) - 4:51
- ベレーダ・トロピカル - "Vereda Tropical" (Gonzalo Curiel) - 4:59