バンザイ (競走馬)
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| バンザイ | |
|---|---|
|
| |
| 品種 | サラブレッド系種 |
| 性別 | 牡[1] |
| 毛色 | 鹿毛[1] |
| 生誕 | 1921年2月11日[1] |
| 死没 | 1936年以降 |
| 父 | ダイヤモンドウェッディング[1] |
| 母 | 宝永[1] |
| 生国 |
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| 生産者 | 千本松農場[1] |
| 馬主 | アラタ(松方巌) |
| 調教師 | 仲住与之助(横浜) |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 13戦11勝 |
| 獲得賞金 | 1万3633円 |
バンザイ(1921年2月11日生[1])は日本の競走馬、種牡馬。1920年代に競走生活を過ごし、1924年の春季帝室御賞典(目黒)、秋季優勝内国産馬連合競走(連合二哩・目黒)などに優勝した。
半姉妹(異父姉妹)に1923年の春季帝室御賞典優勝馬ピューアゴウルド、1925年の秋季御賞典優勝馬カーネーション(ともに父ガロン)、全弟に1926年秋季御賞典優勝馬コウエイがいる。
十五銀行頭取、公爵の松方巌が所有する千本松農場で生産される。父ダイヤモンドウェッディングは当時の名種牡馬の1頭、母・宝永はオーストラリアからの輸入馬で、血統不詳のサラブレッド系種であった。
3歳となった1924年に横浜競馬場の仲住与之助の元に入厩し、4月26日、東京開催初日の新呼馬戦でデビュー。距離1マイル1/8(約 1811m)を1分57秒37というレコードタイムで優勝すると、翌日に迎えた帝室御賞典では、エミグランドに3馬身差を付け、前日自身が記録したレコードを4秒近く短縮する1分53秒71で優勝した。このタイムは従来の日本レコード1分56秒00を遙かに上回るものであり、計測ミスではないかとの声も上がった。しかし正式にレコードと認定され、1928年にメートル法が採用されるまで終に破られなかった。翌週の開催最終日も制し、3連勝で春季開催を終える。
秋は関西へ遠征する。地元一般紙にも取り上げられるなど注目を集めたが、開催初日にオーキッドにハナ差で敗れ、初の敗戦を喫する。2日目には優勝したが、この開催のメイン競走であった阪神連合二哩には出走せず、最終日の呼馬優勝戦を制して関東に戻った。松方の所有馬で阪神に遠征したものはバンザイが唯一であり、連合二哩に出走しなかったこともあり、遠征の真意を図りかねるという声もあった。その後は、秋季東京開催初日、この翌日帝室御賞典に優勝する牝馬フロラーカツプ)に2馬身差で勝利、3日の目黒連合二哩でラレードに8馬身差を付けて優勝し、この年のシーズンを終えた。
翌1925年は、5月の東京春季開催2日目、4日目を連勝。秋季開催では、2日目に史上初めて行われた2マイル1/8(約3400m)という距離でラシカッターに4馬身差で敗れ、生涯2度目の敗戦となった。しかし続く3日目には、阪神で敗れたオーキッドに3馬身差を付け雪辱を果たすと、最終日には2週間前に横浜帝室御賞典に優勝したラレードに4馬身半の差を付けて優勝。これを最後に競走馬を引退した。
引退後、政府購買馬の第一号として農林省に1万円で買いあげられ、岩手県で種牡馬となったが、特殊競走優勝馬を出した姉ピューアゴウルドや、東京優駿(日本ダービー)優勝馬スゲヌマの母となった妹のカーネーションと比べ、目立った成績は残さなかった。1936年に売却され、以後不明である。しかし1920年代を代表する名馬の1頭として、2000年には日本中央競馬会 (JRA) が選出した「20世紀のベストホース100」に名を連ねている。
競走成績
| 年月日 | 競馬場 | レース名 | 頭数 | 着順 | 距離 | タイム | 騎手 | 勝ち馬/(2着馬) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1924. | 4. | 26 | 目黒 | 新呼馬 | 2 | 1着 | 芝1 1/8M | R1:57.37 | 杉浦照 | (ラレード) |
| 4. | 27 | 目黒 | 帝室御賞典(春) | 5 | 1着 | 芝1 1/8M | R1:53.71 | 杉浦照 | (エミグランド) | |
| 5. | 4 | 目黒 | 新呼馬優勝 | 2 | 1着 | 芝1 1/4M | 2:13.60 | 杉浦照 | (ラレード) | |
| 10. | 4 | 鳴尾 | 呼馬 | 9 | 2着 | 芝1 1/4M | 2:06.99 | 杉浦照 | オーキッド | |
| 10. | 5 | 鳴尾 | 呼馬 | 2 | 1着 | 芝1 1/8M | 1:57.45 | 杉浦照 | (カツタマ) | |
| 10. | 12 | 鳴尾 | 呼馬優勝 | 2 | 1着 | 芝1 1/2M | 2:37.71 | 杉浦照 | (オーキッド) | |
| 11. | 15 | 目黒 | 呼馬 | 7 | 1着 | 芝1 1/8M | 1:57.69 | 杉浦照 | (フロラーカップ) | |
| 11. | 22 | 目黒 | 優勝内国産馬連合競走 | 2 | 1着 | 芝2M | 3:41.93 | 杉浦照 | (ラレード) | |
| 1925. | 5. | 10 | 目黒 | 呼馬 | 9 | 1着 | 芝1 1/4M | 2:13.49 | 杉浦照 | (パアスプラウド) |
| 5. | 17 | 目黒 | 呼馬優勝 | 4 | 1着 | 芝1 3/4M | 3:20.51 | 杉浦照 | (ゴールドウイング) | |
| 11. | 24 | 目黒 | 混合呼馬 | 5 | 2着 | 芝2 1/8M | 3:57.49 | 杉浦照 | ラシカッター | |
| 11. | 28 | 目黒 | 呼馬ハンデキャップ | 4 | 1着 | 芝1 1/4M | 2:12.74 | 杉浦照 | (オーキッド) | |
| 11. | 29 | 目黒 | 呼馬優勝 | 4 | 1着 | 芝1 1/2M | 2:45.07 | 杉浦照 | (ラレード) | |
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す。