パタスモンキー

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パタスモンキー
パタスモンキー
パタスモンキー Erythrocebus patas
保全状況評価[1][2]
ワシントン条約附属書II
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 霊長目 Primates
: オナガザル科 Cercopithecidae
亜科 : オナガザル亜科 Cercopithecinae
: パタスモンキー属 Erythrocebus
Trouessart, 1897[3][4]
: パタスモンキー E. patas
学名
Erythrocebus patas (Schreber, 1774)[3]
和名
パタスザル[5][6][7]
パタスモンキー[3][8][9][10]
英名
Hussar monkey[3][6][10]
Military monkey[6][10]
Patas monkey[4][10][8]
Red monkey[3][6]

分布域

パタスモンキー (Erythrocebus patas) は、哺乳綱霊長目オナガザル科パタスモンキー属に分類される霊長類。本種のみでパタスモンキー属を構成するが、2 - 3種に分割する説も提唱されている。別名パタスザル

形態

体長58 - 75センチメートル[10]。尾長62 - 74センチメートル[10]体重オス12キログラム、メス6キログラム[9]。オスよりもメスの方が小さい[5]。体色は赤褐色[10]。腹部や四肢・尾は白い[10]。パタス (patas) は現地の言葉で「赤い」の意[5][6]。属名Erythrocebusは「赤いサル」の意[3]

顔は黒い[3][10]。一方で飼育下の屋内などでは淡色になるとされる[10]。白い口髭が生える[10]。四肢は長く[5]、指は短く頑丈で、地表での生活や走行に適している。

幼獣は明褐色で、顔はピンク色だが生後2か月ほどで黒くなる[10]。オスの陰茎は赤く、陰嚢は明青色[10]

分類

パタスモンキー属をオナガザル属の亜属とする説もある[3]

従来1属1種のモノタイプとして扱われていたが、2017年に青ナイル川流域の個体群をE. poliophaeusとして分割する説が提唱された[12]。2020年のIUCNレッドリストではさらにタンザニア北中部の個体群をE. baumstarkiとして分類している[13]

以下の分類・和名・英名は「日本モンキーセンター 霊長類和名リスト 2024年7月版」に従う[14]

生態

アカシアの低木林やサバンナなどに生息する[5]。地表棲傾向が強い[10]。夜間は低木の上などで休む[10]。1頭のオスと複数頭のメスからなる群れ(ハレム・単雄群)を形成する[9]。走行速度は時速55キロメートルに達するとされ、霊長類の走行速度では最も速い[10][8]。群れで行進するように移動することもあり、Military(軍隊の意)やHussar(軽騎兵の意)の由来になっている[6]。行動圏は50平方キロメートルに達する[7]

アカシア類などの木の葉、草本の芽、花、果実、樹脂、キノコ、昆虫などを食べるが、鳥類やその卵、爬虫類を食べることもある[9]

繁殖様式は胎生。雨季に交尾を行う[10][8]。妊娠期間は5か月半[9][10]。1回に1頭の幼獣を産む[9][10]。昼間に出産し[10]、これは夜行性の捕食者を避ける・昼間に木陰で休むことから群れに遅れないようにするためだと考えられている[8]。オスは生後4年で性成熟を迎える[7]。メスは生後1年半から3年半、多くの個体で生後3年以内に初産を迎える[10]

人間との関係

参考文献

関連項目

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