パンくん
日本の熊本県阿蘇市の阿蘇カドリー・ドミニオンで飼育されているチンパンジー
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概要
宮崎市フェニックス自然動物園で産まれ、のちに阿蘇カドリー・ドミニオンに移された。2004年から2012年にかけて、ブルドッグの「ジェームズ」とともに日本テレビのバラエティ番組『天才!志村どうぶつ園』にモモちゃんとゴルディの後任として出演し、「天才チンパンジー」[2] と呼ばれて人気を博した。TBSのバラエティ番組『どうぶつ奇想天外!』にもレギュラー出演した[3]。阿蘇カドリー・ドミニオンの動物ショー『みやざわ劇場』でもショーを披露した。動物調教師の宮沢厚はパンくんと多数のテレビ番組やショーに出演し、「パンくんのお父さん」とも呼ばれた[3]。
知名度を反映して、出版物・食品などパンくんの関連商品が多数発売され、『パンくんとジェームズのおつかいシリーズ』のDVDは2005年7月から多数販売された(詳細は#関連商品を参照)。また、パンくんとジェームスがタイアップした「高校生のコメロンパン」が年間20万個以上売れている[4]。
経歴
2001年10月1日、宮崎市フェニックス動物園で誕生した。父アンチャン、母ヨウ。幼名はヨウイチ[5]。母親に育児放棄をされ人の手で育つ[6]。
2004年に阿蘇カドリー・ドミニオンにメスのチンパンジー「ポコちゃん」と共に移され、3月25日からトレーナーの宮沢厚と一緒に公開される[7][8]。
同年3月頃、パンくんとポコちゃんの“新居”が計画される。これはのちに「チンパンジー学習の森」となった[9][出典無効]。このときのパンくんは冷暖房完備の園内の家に居住していた[3]。
同年7月17日、みやざわ劇場がグランドオープン[3]。パンくんの初舞台は「夢のなる木」[10]。同年に、「天才!志村どうぶつ園」と「どうぶつ奇想天外!」の2つのテレビ番組のレギュラーや準レギュラーとなる[3]。また、パチンコ機器メーカーのサンキョーのテレビコマーシャルに志村けんと出演した[3]。
2007年には、園内にチンパンジーを自然に近い環境で飼育するための施設「チンパンジー学習の森」がオープンし、ポコちゃんとともに暮らす[11]。2007年以降、通常は「チンパンジー学習の森」に展示されており、時間が来るとみやざわ劇場に出演する。番組収録のある時は劇をポコちゃんと交代する。
2008年、パンくんに疑似繁殖行動も見られるようになった(上山栄二園長談)[8]。
2012年には、同年7月に始まる「引退公演」を最後にショーの主演を引退すると発表された[12][13]。これは、10歳のパンくんの恋人とされるポコちゃん(10歳)が性成熟(初潮)を迎えたのに合わせて、繁殖にチャレンジさせるためである。同年9月6日に事故を起こし、謹慎となった(後述)。同年11月23日、「チンパンジー学習の森」で恋人ポコちゃんとともに一般公開が再開され[14]、園は「赤ちゃん誕生が待ち遠しい。温かく見守ってほしい」とコメントした[14]。同年12月、テレビ出演も再開した[15]。
2015年9月22日に、パン君とポコちゃんの子供のプリンが生まれた。性別はメス。このことは、2015年10月3日放送[16] の「志村どうぶつ園」で発表された。
動物タレントとしてのキャラクター
出演するテレビ番組では「生まれた頃より人間と共に生活し、人間の生活様式を教えられてきたため、特に人間のような行動をとり、趣味を持つ」と紹介されている。ただし、これらは人間による調教で教え込まれた行動であり、パンくんがこれらの行動にストレス・不安を示していることがたびたび専門家から指摘されている(後述の#動物福祉・倫理面の問題節も参照)。
趣味・嗜好
バナナやブドウが好物である[17]。 また、カップラーメンも好物で、器用にポットからお湯を注いで作って食べている[18][独自研究?][出典無効]。 焼き芋[19][出典無効][20][出典無効]とどら焼きも好きである[21]。一方でたとえぬいぐるみでも怖がるほどにヘビが苦手であり[22][17]、一度山道で遭遇してジェームズに助けられたことがある[23]。
ジェンガが得意で、チンパンジーにある手先の器用さを生かして慎重に倒さぬ様に見事にブロックを抜き取れる。『天才!志村どうぶつ園』では志村けんとジェンガをして、先述した器用さで慎重なブロックの抜き取り方で次々に上手にブロックを抜き取り、志村を翻弄。最後は志村がタワーを倒してしまい、パンくんが勝利した[20]。
人間と似た行動
パンくん独特の行動
- 初対面の人物(番組の出演者)に好意を持って抱きつくと、相手の鼻の穴をほじる癖を持つ[21]。
- 時折地面に仰向けに倒れ、全身が痙攣したように震えることがある[要出典]。
- 番組収録などで、志村けんに会うと、挨拶代わりにバック転をする[15]
- 特に写真撮影がお気に入りの趣味[21] としてテレビ番組では紹介されている。番組内では常にカメラを携帯し、気に入った風景や被写体をその場で撮影している。初期の頃は不慣れな為か、むやみにシャッターを切っただけとも思えるものばかりであったが、近年では被写体を主役としてよく捉えブレも少なくなっており、人間の作品と遜色がない程にまで成長した[25]。
- 宮沢によると、舞台において、遊んでいて演技が遅れたパンくんを目撃していた劇団員が、終了後に宮沢に報告した途端、それを見ていたパンくんが慌てて宮沢に謝って来た。次回からは練習もしないのに、演技をスムーズに行うようになった[21]。
関係する動物
- ジェームズ
- パンくんの相棒[21]。子沢山のブルドッグ。2003年12月19日に生まれ[21]、生後10ヶ月からテレビ出演[3]。みやざわ劇場にも出演。パンくんと共に阿蘇カドリー・ドミニオンの顔として、看板やポスターに登場していた。2016年3月8日に永眠した。
- ポコ
- 北海道札幌市にある札幌市円山動物園で生まれたメスのチンパンジー。2001年9月27日生まれ。幼名ミヨ[5][28]。2004年に宮沢・パンくんと共に阿蘇カドリー・ドミニオンに移籍した。同年よりみやざわ劇場に出演[3]。又、パンくんと共にテレビ出演もした。
- ちょっと気が強く[11]、2011年現在の力関係はポコちゃんが上のようであり、おやつを独り占めにしている[21]。パンくんとは寝室は別である[21]。パンくんはポコちゃんに好意をもっている[21]。
- 2015年9月に「プリン」(後述)を出産。
- ゴウ
- 茨城県日立市の日立市かみね動物園で生まれたメスのチンパンジーで、パンくんの異父兄妹にあたる[29]。
- 2011年2月7日生まれ[30]。人工保育であるため“おしめ”をし、生後4ヶ月の時に、番組内で山瀬まみが世話をした。
- 2012年に動物園のチンパンジーの群れに加わり、人工保育の個体の群れ復帰の成功例となった[31]。
- スマイル
- CHIMPAN NEWS CHANNELに出演していた二代目ゴメス・チェンバリンこと、市原ぞうの国のスマイルとは異母兄弟にあたる[32]。
- プリン
- 2015年、ポコちゃんが産んだ子供。メス。2015年10月31日放送の「天才!志村どうぶつ園」で、「プリン」と名付けられたことが公表された。
- 生後4日目に母親「ポコちゃん」から離され、飼育スタッフの手で育てられることになる。番組では、赤ちゃんが未熟で弱った状態にあるため、やむを得ず一時的に母子を隔離すると説明されていた。
- しかし、野生チンパンジーの研究者である松阪崇久は、赤ちゃんが未熟で弱った状態にあるとする番組の説明には矛盾や間違いがあるとを指摘し、早期に赤ちゃんを母親に返すべきと主張している[33]。類人猿研究者や動物園関係者からなる団体であるSAGAからも批判声明が出されている[34]。
女性研修員襲撃事件
突如の狂暴化と公開の中止
2012年9月6日、『みやざわ劇場』の公演終了直後、パンくんが舞台袖にいた女性研修員に飛び掛り噛み付いた。宮沢厚とトレーナーが引き離したが、研修員は額や耳の後ろ、腰、足首を噛まれ約2週間のけがを負った。研修員は病院へドクターヘリで運ばれ、縫合手術を受けた。この事故を受けて園は当面の間ショーを中止とした[35]。
パンくんは本格的な繁殖準備に入るために2013年4月までの予定で引退公演に出ていたが、園は「今後のショー開催は厳しい」と見解し、宮沢劇場も一般公開も見合わせた[36][37]。 レギュラー出演しているテレビ番組「天才!志村どうぶつ園」でも、パンくんの出演部分の放送を見合わせた[36]。
事故について、園はメディアの取材に「こんなことは初めてで驚いている。原因も分からない」[38]「襲った原因は不明だが、チンパンジーは大人に近づくと、雌への優位性を示そうと攻撃的になることがある」[39]などとコメントした(実際には、飼育下にあるチンパンジーが突如狂暴化して男女に関係なく人間を襲う事例は、これ以前から複数報告されていた。ブルーノ (チンパンジー)、トラビス (チンパンジー)を参照のこと)。事故後の環境省の報告書では、園のパンくんの管理方法が適切でなかったとし、「観覧者の安全確保等について、引き綱をつける等の十分な安全対策が徹底されていなかった」「当該特定動物の特性を踏まえると危険防止措置が不十分であった」と指摘した[40]。
公開の再開
事故後、パンくんは人目につかない飼育舎で謹慎として飼育された[14]。2012年11月23日、78日ぶりに園内「チンパンジー学習の森」において、雌のポコちゃんとともに一般公開が再開された[14]。みやざわ劇場は、宮沢厚トレーナーにより、主演をブルドッグのジェームズにして再開された[14]。安全上の問題からパンくんを「チンパンジー学習の森」の外に出すことはできなくなり、上山栄二園長は「もう今までのように志村けんさんの番組などのロケは難しい」と語った[15]。
テレビ出演
日本テレビの『天才!志村どうぶつ園』は志村けんを伴って、2012年10月にパンくんを訪れ、その模様が2012年12月22日に放送された[15]。 トレーナーの宮沢厚が志村にパンくんに会って欲しいと話し、志村も、一般見学者と同様にガラス越しにパンくんと対面した[15]。 志村はパンくんの住処には入れなかったが、パンくんはしきりに番組で習った技を披露した[15]。 志村は「パンくん、ごめんね。褒めてやりたいけど…」「パンくんに子どもができるのを待つしかない」と語り、またパンくんの元気な様子を見て帰り道では安堵の表情をしていた[15]。
志村は事故に際して、「私達のなかでは パン君 大好き いい子です 放送しなくてもパン君に 会いに行きます」、「そのアシスタントの女性にも 癒しに行きたい 動物は優しいよって 人は動物からどんだけ癒されるか」とオフィシャルブログに綴っている[41]。
2013年1月の放送では、パンくんとポコちゃんが登場し、風邪予防ということで与えられたネギを食べた[42]。同年3月の『天才!志村どうぶつ園』は番組10周年と題し、過去のパンくんの登場する映像を放送している[42]。
テレビ/ショー出演の問題点
絶滅危惧種の取り扱いの違法性
チンパンジーは絶滅のおそれがある生物であり、日本でも1980年から国際希少野生動植物種に指定され、繁殖・研究以外での飼育は「種の保存法」で規制されている[43]。パンくんは「繁殖」を目的として2004年から阿蘇カドリー・ドミニオン(以下「園」)で飼育されるようになったが、同園ではパンくんを動物タレントとして扱っていたことから、種の保存法に抵触する可能性が指摘された[8][44][45]。
小池百合子環境大臣(当時)は2005年8月5日の記者会見で、この問題について公益社団法人日本動物園水族館協会(以下「JAZA」)を通じて園にヒアリングを行うことを公表した[45]。JAZA会長小宮輝之(当時)は、「成獣に近い希少動物のチンパンジーを見せ物にすることは繁殖活動にも影響が出る」と懸念を表明している[46]。
なお、パンくんの異母兄弟にあたる「スマイル」(市原ぞうの国にて飼育)も動物タレントとしてテレビ番組『CHIMPAN NEWS CHANNEL』(フジテレビ系)に出演していたが、パンくんと同様に「種の保存法」への抵触が問題視され、2006年から2007年にかけて環境省が指導を行っている[47][48]。
動物福祉・倫理面の問題
霊長類学を専門とする大阪成蹊大学准教授(当時)の松阪崇久は、番組内でのパンくんの感情表出についての論文[49] を執筆した。松阪によると、「志村どうぶつ園」やショーに出演中のパンくんは笑いをあまり見せず、むしろ野生のチンパンジーがストレス・恐怖・不安・不満の意志を示すのに用いる表情や振る舞いを多く行っていた。さらに、パンくんが表現していない感情を、テロップやナレーションによってパンくんがそう感じているように演出している場面もあった。松阪は、これらの演出を「視聴者を騙す捏造行為」である上に「チンパンジーの犠牲の上に成り立っている娯楽である」と批判している[49][50][51]。
京都大学霊長類研究所助教(当時)の徳山奈帆子によれば、番組内でのパンくんの2足歩行はパンくんが自発的にしているものではなく、あくまで人間による訓練・指示の結果である。実際に、ショーを行っていない時のパンくんはチンパンジー本来の4足歩行(ナックルウォーク)で歩いているという。また、野生のチンパンジーの子どもは常に母親と一緒で子どもを不安な状態で放置することなどありえず、パンくんのように「1人で何かをする」こと自体がチンパンジーの子どもには強いストレスとなるという[51]。
また、番組や園による「パンくんは母親に育児放棄されたため人の手で育てられた」という説明に対しては、動物園などで人間に育てられた母親チンパンジーは子育ての仕方を学べず、子どもを育児放棄してしまう事例が過去に多数報告されている。そのため、チンパンジーを人が育てることは原則避けねばならず、やむを得ず人間が育てる場合でもごく短期間に留めるべきとされている[51][52]。
2010年に環境省で行われた動物愛護の会議では、JAZA専務理事(当時)の北村健一が「天才!志村どうぶつ園」でのパンくんの出演について、「我々から見てもあまりにうそでして、チンパンジーは確かに賢いんですけれども、あんなには賢くない」として、本来のチンパンジーのあり方が歪められていることへの懸念を示した[53]。JAZAは環境省とは別に、2005年に「パンくんに服を着せて芸をさせるなどの過度な擬人化は、倫理要綱に抵触する」として見直しを園に求めたが、園側は「動物の様子を来場者に喜んでもらうという事業方針と相いれない」として拒否した。その後も園は改善を行わなかったため、2008年、JAZAは園に対し退会を勧告した[8][46]。園側は「考え方が違う」として2009年1月に自主退会した[8]。
一方、「天才!志村どうぶつ園」を放送する日本テレビは、「専門家やトレーナーと協議を重ねながら負担のないよう注意深く対応してきた。擬人化については、引き続き専門家に判断を仰ぎながら検討していきたい」と出演を続ける意向を示し[46]、2011年以降もパンくんはテレビに出演を続けた[54]。
関連商品
DVD一覧
パンくんとジェームズのおつかいシリーズのDVDは2005年7月から多数販売されている。
- パンくんとジェームズ 2005年7月29日,30分,ビクターエンタテインメント,ASIN B000A7BWR8,宮沢厚出演
- パンとジェームズおつかい大挑戦 2005年11月23日販売,74分,バップ,ASIN B000BIX7SI,TVバラエティ
- パン&ジェームズのおつかい大挑戦!2 2006年3月24日,74分,バップ,ASIN B000EBDFNE,TVバラエティ
- パンくんとジェームズ~おそうじをてつだう!の巻~ 2006年3月27日,40分,ビクターエンタテインメント,ASIN B000ECY3AM,宮沢厚出演
- パンくんとジェームズ ~ジェームズパパの奮闘記!の巻~ 2006年7月28日,30分,ビクターエンタテインメント,ASIN B000FZDMWS
- パンくんとジェームズ~ピクニックへ行く!の巻~ 2006年12月6日,30分,ビクターエンタテインメント,ASIN B000J10A50
- パンくんとジェームズ~大活躍!ステージ集の巻~ 2007年3月21日,50分,ビクターエンタテインメント,ASIN B000N2HAU8,宮沢厚出演
- パンくんとジェームズ ~こどもだいすき~ ,2007年6月21日,20分,HiHi Records,ASIN B000PWQPDY
- パンくんとジェームズ ~いっしょにあそぼう~ 2007年6月21日,20分,HiHi Records,ASIN B000PWQPDO,宮沢厚出演
- パンくん&ジェームズ みやざわ劇場の全記録 監修宮沢厚,製作著作阿蘇カドリー・ドミニオン,限定DVD[10][55]
書籍
- パンの本 阿蘇に住んでるパンくんファミリー - パン(著), 須田慎太郎(編集,写真), 宮沢厚(翻訳).書籍情報社、2004年7月、ISBN 9784915999123
- パンの本2 阿蘇に住んでるパンくんファミリー - パン(著), 須田慎太郎(編集,写真), 宮沢厚(翻訳).書籍情報社、2007年7月 ISBN 9784915999123
- 1・2・パンくん!―パン&ジェームズフォトブック - 宮沢厚(監修), 八木沢芳彦(写真).ジャイブ、2005年3月、ISBN 9784861760617
- ドリトル先生みやざわ劇場版公式フォトブック パン&ジェームズ2 - 宮沢厚(監修), 八木沢芳彦(写真).ジャイブ、2006年04月、ISBN 9784861761300
- パン&ジェームズのおきらくアニマル小学校 パンくん学校へ行く!!の巻 - 滝沢のぼる(イラスト), カドリー・ドミニオン(協力).ポプラ社、2008年3月、ISBN 9784591102794
- ポプラ社ノンフィクション(7) ぼくはアニマルトレーナー - 宮沢 厚(著).ポプラ社、2011年07月、ISBN 9784591125045
- パンくんとゆかいな仲間たちカレンダー2007 - ハゴロモ、2006年09月、ISBN 9784777433001
- パンくん&ジェームズ 2008年カレンダー - ハゴロモ、2007年10月1日、ISBN 9784777442539
食品
- 「パンくんバーガー」 - 園内の「パンくんバーガーショップ」で2008年から販売された[56]。
- 「パンくんプリン」 - カドリー・ドミニオンの関連会社「阿蘇デリシャス」が販売したプリン[57]
- 「高校生のコメロンパン」 - 熊本県立鹿本農業高等学校食品加工部が開発した米粉を用いたメロンパン。ジェームズとともに顔写真が使われ、鶴屋百貨店や東急百貨店で販売された[58]。