パンとあこがれ
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物語
1893年(明治26年)仙台。貧乏士族の末娘吉本綾は名門仙台女学院に入学した。父はすでに亡く、一家の生活は兄孝太郎の収入に頼っている。胸を病む姉美代を抱えた吉本家には綾を進学させる余裕はなかったが、綾の熱意にほだされて、母の敬が内職をすることでなんとか遣り繰りをしていた。女学生生活を謳歌する綾は親友静子の兄朔に片想いするが、学校の方針に不満を抱く上級生に感化されて一緒に建白書を提出、大騒動の末自主退学を余儀なくされる。やがて恩師野口の紹介で見合いをした相馬隆蔵と結婚することになる。