パンデュールI
From Wikipedia, the free encyclopedia
|
オーストリア陸軍のパンデュールI | |
| 基礎データ | |
|---|---|
| 全長 | 5.7 m |
| 全幅 | 2.5 m |
| 全高 | 1.82 m |
| 重量 | 13.5 t |
| 乗員数 | 2名 + 兵員8名 |
| 装甲・武装 | |
| 装甲 |
前面:12.7mm重機関銃弾の直撃まで対抗可能(入射角30°) その他:7.62mm弾の直撃に対抗可能 |
| 主武装 | 12.7mm重機関銃 |
| 副武装 | FN MAG 7.62mm機関銃 |
| 機動力 | |
| 速度 | 100 km/h |
| エンジン |
シュタイアーWD612.95 直列6気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル 260 hp |
| 懸架・駆動 | 6x6 |
| 行動距離 | 700 km |
| 出力重量比 | hp/t |
パンデュールI(ドイツ語: Pandur I)とは、オーストリアのシュタイアー・ダイムラー・プフ(Steyr-Daimler-Puch AG)が設計した、6輪式の装甲兵員輸送車(装輪装甲車)である。
当初は単にパンデュールと呼ばれていたが、後に改良型のパンデュールIIが登場して以降は、区別のために現在の名前に改名された。
派生型
- モデルA
車体の中央部から後部にかけての屋根が高くなっている。
- 装甲兵員輸送車
- 装甲救急車
- 対戦車車両
- 回収・修理車両(装甲回収車)
- 指揮通信車
- モデルB
屋根の高さが同じ
- 水陸両用車
- 車体背面下部に、2基のウォータージェットを装備
- 自走迫撃砲
- 戦闘偵察車
- 兵員搭乗区画の屋根に砲塔を搭載可能。20mm機関砲からコッカリル 90mm低圧砲まで、各種の兵装を運用可能なようになっている。

基本型である装甲兵員輸送車仕様
スロベニアでライセンス生産された型。
- 装甲兵員輸送車
- 乗員は3名+兵員6名。12.7mm重機関銃かH&K GMWを装備。
- 装甲救急車
- 乗員は2名+負傷兵は4~6名。武装は無し。
- 自走迫撃砲
- 乗員は2名+砲操作要員2名。イスラエルのソルタム・システムズ製120mm自走迫撃砲システムCardomを搭載。
- 装甲偵察車
- 乗員は3名。兵装はM242 ブッシュマスター と同軸の7.62mm機関銃を、イスラエルのラファエル社製OWS-25に搭載。必要に応じてBGM-71 TOW対戦車ミサイルも装備可能。
- パンデュールII
- パンデュールIの後継として開発された車両。6輪式と8輪式が存在。
→詳細は「パンデュールII」を参照
採用国
オーストリア - 1996年に71両を受領。2023年時点で、71両のパンデュール、50両のパンデュール EVOを保有している[1]。
ベルギー - 60両をライセンス生産で受領。2024年時点で、ベルギー陸上構成部隊が30両の装甲偵察車型と4両の装甲回収車型を保有[2]。
ガボン - 20輌を受領
クウェート - 70輌を受領
ソロモン諸島 - ソロモン諸島警察隊が治安任務用に装備。
スロベニア - LKOV ヴァルクとして85輌をライセンス生産。
アメリカ合衆国 - アメリカ陸軍特殊作戦コマンドがArmored Ground Mobility System (AGMS)として50輌を受領

ギャラリー
- 前から見たパンデュールI
- 側面から見たパンデュールI