ヒエラー From Wikipedia, the free encyclopedia ヒエラー(古希: Ἱέρα, Hierā)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してヒエラとも表記される。ミューシアの王テーレポスの妻で[1]、タルコーンとテュルセーノスの母[2]。ピロストラトスはヒエラーについて、ヘレネーを越える美女であったと述べている[1][3]。 ピロストラトスによると、ギリシア軍がミューシアを攻撃した際、ヒエラーはミューシアの女たちで構成された騎馬隊を率いて戦ったが、ニーレウスに討たれた。しかしヒエラーが非常に美しい女性であったため、ギリシア軍は彼女の武具を剥ぎ取ることはしなかった。彼女を目撃したというプローテシラーオスによると、ヒエラーは彼が今まで見た女性の中で誰よりも大柄で美しい女性であり、ホメーロスはヘレネーの機嫌を取るためにヒエラーのことを言及しなかったという[1]。 脚注 1 2 3 ピロストラトス『ヘーローイコス』23。 ↑ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p.201a。 ↑ ピロストラトス『ヘーローイコス』24。 参考文献 ピロストラトス『英雄が語るトロイア戦争』内田次信訳、平凡社ライブラリー(2008年) 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店(1960年) Related Articles