ヒギリ
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ヒギリ(緋桐[3]、学名: Clerodendrum japonicum) はシソ科[注 1]クサギ属の低木。原産地はインドなどの熱帯アジア。花が赤くて美しいことから古くから栽培されてきた[3]。和名は緋桐で、別名にトウギリ(唐桐)がある。中国名は、赬桐[1]。

(沖縄県大宜味村 2024年6月)
特徴
落葉性の小低木[4]。背丈は1メートル (m) 程度になる。葉は対生で長い葉柄があり、葉身は卵円形で先端が尖り、基部は心臓形となり、その形はキリに似る[4]。葉の長さは17 - 30センチメートル (cm) で縁には細かい鋸歯が並び、葉表は深緑色で裏面には黄色い短い腺毛を密生する[4]。
花期は夏から秋で、枝先に大きな円錐花序を伸ばし、赤い花を多数つける[4]。花序は長さ30 - 50 cmになるが、その花軸から花柄、萼や花冠と全てが赤い[5]。萼は卵円形で5裂し、花冠と同じ赤色。花筒は長さ2 cm、先端は5裂して平らに開き、やはり真っ赤。雄蘂は4本、柱頭と共に花筒から突き出し、伸びて先端が上を向く[4]。