ヒメウコギ
ウコギ科ウコギ属の落葉低木
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ヒメウコギ(姫五加[4]・姫五加木[5]、学名: Eleutherococcus sieboldianus)は、ウコギ科ウコギ属の落葉低木。別名、ウコギ[1][4]、オコギ[4]、ムコギ[6]ともよばれる。山野に生え、若葉は山菜、根は薬用に使われる。
特徴
利用
春の新芽と若葉は山菜になり、摘んで食用する。採取時期は関東地方以西や暖地が3 - 4月、東北地方や寒冷地では4 - 5月とされ、葉がまだ開かず束になって立っているころの若芽を摘む[5][4]。葉が開いてくるにつれ、臭いが強くなるとともに、食味もかなり落ちてくる[4]。若芽は塩茹でにして水を替えながらさらして苦味を調整し、おひたし、和え物、煮びたし、卵とじにする[5][4]。生のまま天ぷらや汁の実にもできる[5]。塩茹でして若葉を細かく刻んで、炊き上がった直後の飯に混ぜた混ぜご飯(ウコギ飯)は、独特の香りがある[5]。
根皮は薬用になる。春早くに根を掘り上げて、水洗いして根皮を剥ぎ、天日干しにしたものは五加皮(ごかひ)とよばれる生薬になる[6][注 1]。関節痛、腰痛、強精、むくみに効用があるといわれ、1日量5グラムの五加皮を水600 ccで煎じて、3回に分けて服用する方法が知られる[6]。腰を温める薬草で、冷えて重苦しい関節痛や腰痛、冷え症の人の足のむくみやインポテンツの人によいと言われている[6]。