ビックリクルマダイ

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ビックリクルマダイ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ニザダイ目 Acanthuriformes
: キントキダイ科 Priacanthidae
: クルマダイ属 Pristigenys
: ビックリクルマダイ P. serrula
学名
Pristigenys serrula
(Gilbert, 1891)
シノニム[2]
  • Priacanthus serrula Gilbert, 1891
  • Pseudopriacanthus serrula (Gilbert, 1891)
  • Pseudopriacanthus lucasanus Clark, 1936
英名
Popeye catalufa
bigeye soldierfish

ビックリクルマダイ[3](学名:Pristigenys serrula)は、キントキダイ科に分類される魚類の一種[2]。体色は橙色から赤色で、白色の模様が入る。背鰭は羽毛のように見え、背鰭以外の鰭は縁が黒い[4]オレゴン州からチリにかけて、東太平洋に分布する[1]。全長は34cmに達する。性質は臆病で夜行性であり、深場を好む。イットウダイ科テンジクダイ科魚類と群れを作ることもあるが、それらの種よりも深い場所に生息する傾向にある。水深5-100m以深までの岩場に生息する[2]肉食性であり、飼育下では多毛類甲殻類クモヒトデなどを食べる。観賞魚として取引されることもある[4]

1891年にアメリカ魚類学者であるチャールズ・ヘンリー・ギルバートによって Priacanthus serrula として記載され、タイプ産地はコロンビア沖合であった[5]。種小名は「小さな」を意味し、おそらく粗い鋸のような背鰭棘を示している[6]

分布と生息地

オレゴン州からチリガラパゴス諸島パナマまで、東太平洋に広く分布する。主にカリフォルニア州から中央アメリカの沿岸に多い。水深5-400mの岩礁サンゴ礁に生息し、底付近を遊泳している。海中洞窟で見られることもある。卵や幼魚は外洋に生息する[7]

形態

体長は34cmに達するが、通常は20cm程度である。体は側扁し、頑強であり、体高は高い。眼は大きく、頭部の大きさの3分の1を占める。口は上向きに突き出ている。鮮やかな赤色の体、暗色の鰭が特徴である[8]。前鰓蓋と眼窩の縁は鋸歯状である。外側の鰓弓には、16本の短い鰓耙がある[9]

背鰭軟条は10-11本、胸鰭軟条は17-18本である[10]。背鰭は連続し、臀鰭軟条は10-11本である。鱗はごく小さな櫛鱗で、側線鱗数は42-51枚[8]。背鰭棘は長く、最初と最後の棘は短いが、長さは軟条と同程度である。臀鰭棘は短い。胸鰭は小さく、先端は腹鰭の先端に達しない。腹鰭は細長く、長さは臀鰭とほぼ等しい。腹鰭棘は長く、臀鰭第2棘の基部に達する。背鰭と臀鰭は鞘で覆われ、胸鰭以外の鰭は暗褐色で、軟条部には斑点がある。腹鰭は黒く、胸鰭は淡色である。棘は粗い鋸歯状となっている。咽頭膜、上顎、下顎、鰓の膜は、棘状の鱗で覆われる。体色は明るいオリーブ色で、4本の暗い横帯が入る。帯の幅は帯間よりも長く、4番目の帯は尾柄を通る[9]。尾柄は近縁種よりも長い[10]

生態と行動

出典

関連項目

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