ビホナゾール
From Wikipedia, the free encyclopedia

ビホナゾールはイミダゾール系抗真菌薬だが、イミダゾール系抗真菌薬とトリアゾール系抗真菌薬を総称して、アゾール系抗真菌薬と呼ぶ場合が有る。このアゾール系抗真菌薬は、一般に24-methylendihydrolanosterolの14番炭素からの脱メチル化反応を触媒する酵素である、lanosterol C-14 demetyylase(別名、P45014DM)を阻害する事により、真菌の細胞の安定性に欠かせないエルゴステロールの生合成を阻害して、真菌に対して打撃を与える[1]。
ビホナゾールは、その作用も持つものの、さらに、同じくエルゴステロールの生合成の過程の1つであるHMG-CoAの生合成も阻害するという、エルゴステロールの合成を2箇所で阻害する事により、真菌に対して打撃を与えている[2]。
ビホナゾール感受性の真菌に対して、このように2つの作用をする点が、数ある抗真菌薬の中でビホナゾールを特徴付けていると言える[3][2]。