ピーター・セラーズのマ☆ウ☆ス
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| ピーター・セラーズのマ☆ウ☆ス | |
|---|---|
| The Mouse That Roared | |
| 監督 | ジャック・アーノルド |
| 脚本 |
ロジャー・マクドゥーガル スタンリー・マン |
| 原作 |
レナード・ウィバーリー 『小鼠ニューヨークを侵略』 |
| 製作 | ウォルター・シェンソン |
| 出演者 |
ピーター・セラーズ ジーン・セバーグ ウィリアム・ハートネル |
| 音楽 | エドウィン・トーマス |
| 撮影 | ジョン・ウィルコックス |
| 編集 | レイモンド・ポールトン |
| 製作会社 | ハイロード・プロダクションズ |
| 配給 | コロンビア ピクチャーズ |
| 公開 |
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| 上映時間 | 83分 |
| 製作国 |
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| 言語 |
英語 フランス語 |
| 製作費 | $450,000 |
| 興行収入 |
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『ピーター・セラーズのマ☆ウ☆ス』(The Mouse That Roared)は、1959年に公開されたイギリスの風刺コメディ映画。
ヨーロッパの極小国家グランド・フェンウィック公国は、唯一の輸出品である名高いワイン「ピノ・グランド・フェンウィック」の安価な模倣品をアメリカ企業が売り出したことで、国家財政が破綻してしまう。そこで狡猾な首相マウントジョイ伯爵は一計を案じる。アメリカ合衆国に宣戦布告し、直ちに降伏すれば、敗戦国に寛大なアメリカの援助を受けて経済を立て直せる、というものだった。元首である公爵夫人グロリアナは当初ためらうが、最終的にはこの計画に同意する。宣戦布告状をアメリカの国務省に送り付けた後(国務省の担当官からは一笑に付されて放置される)、温厚な性格の狩猟監視官タリー・バスコムが元帥として軍の指揮を執ることになり、ウィル・バックリー軍曹がそれを補佐する。
中世風の鎖帷子を着たわずか20名の兵士たちは、小さな商船で大西洋を渡り、防空演習の最中で無人同然となっていたニューヨーク港に到着する。上陸後の彼らは偶然、政府の防疫車輛(演習の一環)に遭遇し、その乗員から侵略してきた火星人と誤認されてしまう。その結果、その報告を受けた、ガミガミ怒鳴るばかりで実は無能なスニペット将軍による調査が始まる。フェンウィック兵は弓矢で将軍のジープのタイヤを射抜き、将軍と警官4人を人質に取る。降伏する場所を探し続ける中で、先進物理研究所に侵入したタリーとウィルはアルフレッド・コキンツ博士と出会う。博士は、大陸を一つ壊滅させることができるほど強力な「Q爆弾」を発明しており、その存在が防空演習実施の背景だったのだ。博士は不安定な爆弾の試作機(アメリカンフットボール大)を作っており、タリーはそれを奪う。博士とその美しい娘ヘレンも人質に加え、タリーは「勝利」を宣言し、港で待たせておいた船に乗り、彼らとともにグランド・フェンウィックへ帰国する。
公爵夫人はタリーたちが勝利したことを良しとするが、降伏を想定していたマウントジョイ首相はこの大失策に憤って辞任し、与野党議員も全員辞任したことから、タリーが首相代行となる。事態を把握したアメリカ政府は、あまりにも小さく無防備な国を武力で攻撃する不名誉を恐れ、武器や人質を奪還する強行策を断念する。代わりに国防長官を派遣し(国務長官は極東での諸問題から離れられなかった)、降伏条件の協議と爆弾の奪回を試みる。一方で、世界の大国はそれぞれ、新爆弾と引き換えに防衛援助を提供するとフェンウィックに熱心に持ちかける。
タリーはヘレンに恋をし、当初は拉致されたことを恨んでいたヘレンも、次第に彼の素朴な人柄に惹かれていく。その頃、スニペット将軍とマウントジョイ伯爵は爆弾を盗み出し、ヘレンとともにアメリカへ返そうと企てるが、タリーが追跡して奪い返す。最終的に、国防長官とタリーは次の条件で合意する。模倣ワインは市場から撤去され、フェンウィックはアメリカから経済援助を受ける(国防長官は10億ドルを出すと言うがタリーは100万ドルで良いと言う)。ヘレンと父親はフェンウィックに残り、爆弾も同国に留め置かれる。爆弾は、超大国が軍縮を拒否した場合に備える「小国連合の最後の切り札」として管理されることになる。
爆弾の状態を確認したタリー、ヘレン、コキンツ博士は、それが最初から不発弾だったことを知り、その事実を秘密にしたまま地下牢に置いておくことにする。しかし3人が立ち去った後、爆弾の中から一匹のネズミが現れ、爆弾は起爆装置が再起動したかのような反応を見せる。触れれば爆発しそうな状態のままで、爆弾は再びそこに鎮座するのだった。