フィルス川

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延長 63 km
平均流量 10.1 m3/s
流域面積 704 km2
フィルス川
フィルス川
水系 ライン川
延長 63 km
平均流量 10.1 m3/s
流域面積 704 km2
水源 Swabian Alb
水源の標高 377 m
河口・合流先 ネッカー川
流域 ドイツ

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流路

フィルス川(ふぃるすがわ、Fils)は、ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州を流れるで、ネッカー川支流である。全長63km、高低差377mを流れ下る。平均勾配は6m/kmで、ドイツで最も急勾配な川である。

水源は、この川が最初に通過する町ヴィーゼンシュタイクの南西約2kmの地点にある。ミュールハウゼン・イム・テーレの町を過ぎたところで、左岸からヴィンケルバッハ川を合わせる。

次いで、右岸からゴス川が流れ込むゴスバッハに入る。ゴスバッハの集落は1975年以降ガート・ディッツェンバッハに編入されている。バート・ディッツェンバッハでは左岸からハーテル川も流れ込み、水量を増してゆく。隣のデッギンゲンでは、同じ側からヴェーレンバッハ川が合流してくる。川はデッギンゲンのライヒェンバッハ・イム・テーレまでやってきたところで、フィシュロール川を合わせる。

バート・ユーバーキンゲンのハウゼン・アン・デア・フィルス地区では、さらにレールバッハが合流する。バート・ユバーキンゲンではさらに右岸からレーテルバッハ川が流れ込み、フィルス川はさらに水量を増す。

ガイスリンゲン・アン・デア・シュタイゲでフィルス川は流れの方向をほぼ反転させ、その途中でアイプ川を合わせる。次いでクーヒェンを通り、ギンゲン・アン・デア・フィルスではムーアバッハ川が流れ込む。ジューセンにはラウター川の河口がある。

その後、ザーラハ、クルム川が合流するアイスリンゲン・アン・デア・フィルス、右岸からシュタイネンバッハ川やマールバッハが流れ込むゲッピンゲン、ブラウバッハ川・ブッツバッハ川・ウンターロッホバッハ川およびナサッハ川が注ぎ込むウーヒンゲンを過ぎる。川沿いの最後の町はエーベルスバッハ・アン・デア・フィルスとライヒェンバッハ・アン・デア・フィルスである。そしてプロヒンゲンの近くでフィルス川はネッカー川に合流する。

歴史

「フィルス」という名前は、ローマ時代以前の言語に由来する。他の多くの川と同じようにフィルス川でも、水中からたくさんの出土品(斧や剣)が、特にゲッピンゲンやウーヒンゲンから見つかっている。これらは青銅器時代ケルト人が支配していた時代にまで遡る。

フィルス川の中流から下流地域は、前史時代から重要な東西の交通路となっていた。そして、その後ローマ街道が造られた。中世初期には、有力な支配者の一族がガイスリンゲンに居を構えていたと見られている。

アイスリンゲンとシュラートから出土したハンガリーの遺品は、10世紀にハンガリー人がこの地を襲撃したことを物語っている。今日では、ここに鉄道(フィルスバーン、ガイスリンガー・シュタイゲ)やブンデスシュトラーセB10が通っている。ジューセン、ゲッピンゲンおよびファウルンダウ付近の浅瀬は南北を結ぶ横断ポイントとなっている。

環境

生物

脚注

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