フッ化イリジウム(V)
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| 物質名 | |
|---|---|
別名 Iridium pentafluoride | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| 性質 | |
| IrF5 | |
| モル質量 | 287.209 g/mol |
| 外観 | 黄色の固体 |
| 融点 | 104.5 °C (220.1 °F; 377.6 K) |
| 関連する物質 | |
| その他の 陽イオン |
フッ化ロジウム(V), フッ化オスミウム(V), フッ化白金(V) |
| 関連物質 | フッ化イリジウム(IV), フッ化イリジウム(VI) |
フッ化イリジウム(V)(フッかイリジウム ご、英語: Iridium(V) fluoride)は、化学式IrF
5で表されるイリジウムとフッ素の無機化合物である。極めて反応性の高い黄色の固体であり、融点が低い。八面体形配位のイリジウム原子を含み、四量体構造Ir4F20をとる[1]。この構造はフッ化ルテニウム(V)やフッ化オスミウム(V)と同様である。フッ化イリジウム(V)は、フッ化イリジウム(VI)の制御された分解や、無水フッ化水素中におけるケイ素粉末または水素によるフッ化イリジウム(VI)の還元により調製される[2][3]。
- 2IrF
6 + H
2 → 2IrF
5 + 2HF - 4IrF
6 + Si → 4IrF
5 + SiF
4
また、620 Kにおけるパイレックスによる還元から得ることもできるほか、それぞれの単体の化学量論的混合物をモネル容器内で620~650 Kまで加熱することでも得られる[4]。
フッ化イリジウム(V)は、530~550 Kで一酸化炭素と反応して金属カルボニル化合物を生成する[4]。また、二フッ化キセノンの五フッ化臭素溶液と反応することで、付加物2XeF
2・IrF
5およびXeF
2・
2IrF
5が形成され、2XeF
6・IrF
5やXeF
6・IrF
5といった付加物も存在する[4]。

