フッ化ロジウム(V)
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| 物質名 | |
|---|---|
Rhodium(V) fluoride | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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PubChem CID |
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| 性質 | |
| F5Rh | |
| モル質量 | 197.89751 g·mol−1 |
| 外観 | 赤色の固体 |
| 密度 | 3.95 g cm3 |
| 構造 | |
| 単斜晶系 | |
| P21/a | |
a = 12.338, b = 9.9173, c = 5.5173 α = 90°, β = 100.42°, γ = 90° | |
格子体積 (V) |
663.85 |
式単位 (Z) |
8 |
フッ化ロジウム(V)(フッかロジウム ご、英語: Rhodium(V) fluoride)は、化学式Rh4F20で表される無機化合物である。赤色の固体を呈する。フッ化ロジウム(IV)を400 ℃でフッ素化することで調製される[1]。
X線結晶構造解析によれば、Rh中心に対して八面体形構造をとり、フッ化ルテニウム(V)やフッ化オスミウム(V)、フッ化イリジウム(V)に類似した構造をとる。これらは全て四量体であり、[MF5]4の分子構造を持つ。架橋配位子におけるM-Fの距離は、非架橋フッ化物配位子におけるRh-Fの距離よりも通常約0.2 Å長い。フッ化ロジウム(V)の場合、これらの距離は平均1.999(4) Å、1.808(8) Åである[2]。Rh-F-Rhの結合角は平均135°であり、折れ線型構造をもたらす。対照的に、フッ化ニオブ(V)、フッ化モリブデン(V)、フッ化タングステン(V)におけるM-F-M中心は直線形である。

