フメイミム空軍基地

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座標北緯35度24分42秒 東経35度56分42秒 / 北緯35.41167度 東経35.94500度 / 35.41167; 35.94500
所有者在シリアロシア軍
建設2015年 (2015)
フメイミム空軍基地
Авиабаза «Хмеймим»
ラタキア国際空港英語版
ラタキア近く シリア
フメイミム空軍基地から離陸するSu-24爆撃機
フメイミム空軍基地の位置(シリア内)
フメイミム空軍基地
基地の場所
座標北緯35度24分42秒 東経35度56分42秒 / 北緯35.41167度 東経35.94500度 / 35.41167; 35.94500
施設情報
所有者在シリアロシア軍
運営者ロシア航空宇宙軍
歴史
建設2015年 (2015)
使用期間2015-
飛行場情報
標高48メートル (157 ft) AMSL
滑走路
方向 全長・表面
17/35 2,797メートル (9,177 ft) アスファルト

フメイミム空軍基地またはフメイミーム空軍基地ロシア語: Авиабаза «Хмеймим»,英語: Khmeimim (Hmeimim) Air Base)は、シリアラタキア市南東にあるロシア軍空軍基地。2018年時点、シリアに展開するロシア空軍機の基地となっている。隣接するラタキア国際空港英語版と一部施設を共有しているが、フメイミム空軍基地はロシア人要員のみで運用される[1]

シリア内戦において、ロシアはアサド政権を支援して軍事介入することを決定。それに伴いフメイミム空軍基地は、ISILなど反体制派に対するロシア軍の空爆作戦の戦略的中核となる基地としてバースィル・アル=アサド国際空港の隣に建設された[2]。アメリカはフメイミム空軍基地の存在を2015年9月上旬に確認し、シリア内戦がエスカレートする可能性を憂慮した。9月には、フメイミム空軍基地はロケット弾BM-21と思われる)の攻撃を受けている[1]同月30日、フメイミム空軍基地の運用が開始され[3][4][5]、2016年3月までに攻撃機ヘリコプターが約6,000ソーティ(出撃回数)の地上攻撃任務を行っている[6]

2015年11月24日、トルコ空軍機によって撃墜された(ロシア軍爆撃機撃墜事件Su-24爆撃機は、 フメイミム空軍基地へ帰投中に撃墜されたと報道されている[7]。撃墜事件後の12月、基地防空のためにS-400 (SA-21)地対空ミサイルが配備された[8]。一方で北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍最高司令官(当時)のフィリップ・M・ブリードラブ英語版大将は9月、フメイミム空軍基地のような在シリアのロシア軍基地に防空システムを配備することは、事実上飛行禁止区域を設けているようなものだとコメントしている[9][10]

2016年3月14日のウラジーミル・プーチン大統領によるシリアからのロシア軍撤退宣言後、Su-25地上攻撃機をはじめとする一部作戦機の撤収が行われている。しかし依然としてSu-30SM戦闘機やSu-34戦闘爆撃機、Su-24爆撃機、地対空ミサイル等がフメイミム空軍基地に駐屯を続けており、フメイミム空軍基地からの航空作戦は継続され、[11][12]シリア内戦の帰趨を決した2016年12月のシリア政府軍によるアレッポ奪還や、2017年9月から11月にかけてのデリゾール打通・解放作戦においても重要な役割を果たした。

2017年12月11日、プーチン大統領がアサド大統領と共にシリアにあるロシア軍のフメイミム空軍基地を電撃訪問し、過激派組織に対するロシア軍のシリア政府支援はほぼ終了したと述べたが、軍事作戦は終了するものの同空軍基地及びタルトゥース海軍補給処への駐留は引き続き継続するとし、シリア当局は軍事援助の見返りとして、フメイミムの空軍基地とタルトゥースの海軍基地を49年間使用する権利をロシアに与えた[13]

2019年7月10日、ゲートガードとしてMiG-21が設置された。

2020年代に入ると、ロシアは民間軍事会社マリ共和国などアフリカ諸国へ派遣[14]し、軍事的影響力を強めた。ロシアは拠点としてフメイミム空軍基地を中継基地としての役割も果たすようになった[15]

2024年11月、シリア国内の反政府勢力が巻き返しを図り複数の都市が陥落(2024年シリア反政府勢力の攻勢)。ロシアは反政府勢力に空爆を加えた[16]が劣勢は覆せず、同年12月にアサド政権が崩壊した。反政府勢力は基地への攻撃は行わなかったものの、ロシア側は複数の大型輸送機を基地に派遣。物資をシリア国外へ移動させる動きを見せた[17]

基地運用

脚注

外部リンク

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