シエラレオネの首都であるフリータウンは、解放奴隷達の自由の国の移住地として建設された。フリータウン半島の主な町にウォータールー、ヨーク、ヘイスティングズなどの解放奴隷達が築いた町や村があり、フリータウン郊外にはウェリントン工業団地などがある。
解放奴隷の移住地だったフリータウン半島には現在もその解放奴隷の子孫が半島に住み、クリオ・ビレッジと呼ばれる村々を築いている。クリオとはシエラレオネのクレオールの事で、リージェント村、バサースト村、シャーロット村の3つの村は正当なクリオの村である。半島にあるヒル・ステーションと呼ばれるところは、イギリス植民地時代の白人入植者の指導者の居住区であり、マラリアを媒介するハマダラカから逃げるためこの地に居住を構えたのである。なお、白人入植者の多くはマラリアなどの病気で命を落とす者が後を絶たず、シエラレオネは白人の墓場と呼ばれていた。
フリータウン半島の主な見所。フリータウン半島は西アフリカで最も美しいと言われる海岸がいくつかあり、かつて、ヨーロッパや欧米などから訪れる、シエラレオネのリゾート地だった。内戦時、観光に大きな影響が出たが、内戦終結した現在では平穏である。ルムニービーチ、リバー・ナンバー・ツー・ビーチ、ラッカービーチなどが有名なビーチでビーチにはリゾートホテルもいくつか建っている。