フロンティア航空
アメリカ合衆国の格安航空会社
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フロンティア航空( -こうくう、英: Frontier Airlines、NASDAQ ULCC)は、アメリカ合衆国の格安航空会社(超格安航空会社[5])である。
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| 設立 | 1994年2月8日[1] | |||
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| 運航開始 | 1994年7月5日[2] | |||
| ハブ空港 |
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| 焦点空港 | 全米の主要都市 | |||
| マイレージサービス | EarlyReturns | |||
| 親会社 | Indigo Partners | |||
| 保有機材数 | 182機[3] | |||
| 就航地 | 110都市 | |||
| スローガン |
Low Fares Done Right[4] 旧: A Whole Different Animal | |||
| 本拠地 |
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| 代表者 | バリー ベッフィル | |||
| 外部リンク | https://www.flyfrontier.com/ | |||
概要
アメリカ合衆国コロラド州デンバー市のデンバー国際空港を本拠地としており、アメリカ国内線及びメキシコへの国際線を運航している[6]。
2022年2月7日、同じく超格安航空会社であるスピリット航空との経営統合を発表[7]。しかし、物別れに終わり、合併計画が破棄されたわずか数時間後にスピリット航空は同じく米国の格安航空会社であるジェットブルー航空との合併を発表した[8][9]。
スローガンは、"Low Fares Done Right"(適正な低運賃)[10]。
イギリスのスカイトラックス社による航空会社の格付けで「ザ・ワールド・スリー・スター・エアラインズ(The World's 3-Star Airlines)」の認定を得ている[11]。
2026年5月8日、乗客224人と乗員7人を乗せたデンバー発ロサンゼルス行のフロンティア航空435便(エアバスA321)が、デンバー国際空港を離陸する際、滑走路上の歩行者と衝突、エンジンから出火する事故を起こした[12]。
歴史
フロンティア航空 第一世代
フロンティア航空の歴史は1941年の11月27日に遡る。コロラド州デンバーのステープルトン国際空港を本拠地としてニューメキシコ州、ユタ州、アリゾナ州などにDC-3を運行して始まった。以後成長を続け、1980年代までにDC-3、Convair 340/440、B727、B737、MD-80など多機種での運用を行った。当時は米国エアライン乱戦期であり、コンチネンタル航空やユナイテッド航空と競合していたため、価格競争、空港ゲート数、政治的要因などの結果、1985年にピープル・エキスプレスに買収されて第一期の幕を閉じた。
- 第一世代で使用された旧塗装
- かつて存在した子会社フロンティア・ホライゾンのロゴが施されたボーイング727-23型機
フロンティア航空 第二世代

新しいフロンティア航空は旧フロンティア航空の役員によって1994年に設立された。B737型機を使用して立ち上げられ、その後エアバスA319型機及びA318型機へ更新された。2022年現在、エアバスA320、エアバスA320neo、エアバスA321で運航を行っている。2007年1月より、リージョナル航空のリパブリック航空とフロンティア・ジェットエキスプレスの名称でボンバルディア CRJ-700型機を使用したホライゾン航空とのコードシェア便運航を行っていた。コードシェアおよびすべてのエクスプレス便は元親会社リパブリック ホールディングスのフロンティア株売却とともに終了し、現在の使用機は上記のエアバス機のみである。2008年4月11日に米連邦倒産法第11章(日本の民事再生法に相当)を申請した[13]。リパブリックホールディングスは2008年 米連邦倒産法11条適用時に救済措置としてフロンティア航空を買収し、2013年に現在の親会社であるIndigo Partnersに株式をすべて売却している。インディゴに買収され、フルサービスキャリアからウルトラローコストキャリア(ULCC)に経営方針を転換した2013年から2016年までの間に業績が大幅向上し、2015年には利益率で全米第5位・世界第7位に上昇している[14]。2016年12月からアメリカン航空、ジェットブルー航空とともにキューバへの運航が許可された(のちにデンバーからの直行便がDOTから認められなかったためキューバ便は廃線)。
A321XLRの1機目の納入が2023年に予定されているがこれに関して社長のバリーは「ヨーロッパ路線よりはまず大陸間横断便の増便、アラスカ、ハワイ、中米、南米などを視野に入れて運航する」と声明を発表した。
2017年から~2019年まで全米で最も利益率の高い航空会社としてTOP5に入り、2020年のコロナ禍からの経営難脱却も他社に先行して行われている。2020年も利益損失は全米航空会社でも最小となった。そして2021年4月1日にシティグループ、ドイツ銀行、モルガンスタンレーなどの指導によりNASDAQ市場上場復帰(ULCC)を13年ぶりに達成した[15]。
親会社のIndigo Partnersはアメリカウエスト航空を再生しUSエアウェイズに売却したり、スピリット航空を再生後、再上場し多大なる利益を上げた投資会社であり、フロンティア航空の他にもハンガリーのウィズエアー、メキシコのボラリス航空などの株を保有している。上記の航空会社は多くがエアバス運航のLCCであり(アメリカウエストは747型機から737型機迄、USエアウェイズはE190、A320を運航していたため全てエアバス運航の会社であったわけでもない)フロンティア航空にもスピリット航空再建時の経営方針が反映されている。
フロンティア航空は現在、米国でベスト10に入る主要航空会社となっている。アラスカ州フェアバンクスが本拠地のフロンティア・フライイング・サービスとしばしば混同されるが、別会社である。
運航路線
主要ハブ空港は2022年現在、デンバー国際空港、フェニックス国際空港 (22年11月スタート)、オーランド国際空港、フィラデルフィア国際空港、ラスベガス国際空港、タンパ国際空港、マイアミ国際空港、アトランタ国際空港であり、全米主要110都市(季節により変動)、国際線はカナダ、メキシコ、ドミニカ共和国、等に運航している。(シカゴ オヘア 国際空港はパイロットベースを閉鎖、フライト アテンダントベースは残るものの縮小傾向にあり2022年4月より主要ハブからは外れた)
整備
2018年まで6年連続でFAA 連邦航空局 整備部門 ダイヤモンドアワードに選ばれている[要出典]。
2026年にもFAA 連邦航空局 整備部門 ダイヤモンドアワードに選ばれている[16]。
2018年〜25年まで「世界で最も安全な格安航空会社トップ10」に選出されていた[17](他社はJetBlueやジェットスターもランクインしている)。
保有機材
2026年3月現在、フロンティア航空が使用する機材は以下の通り。
| 機種 | 運航中 | 発注中 | 座席数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| エアバス A320-200 | 6 | 0 | 180 | 2024年に退役予定[18] |
| エアバス A320neo | 93 | 4 | 186 | 2026年までに納入予定[19][20] |
| エアバス A321-200 | 21 | 0 | 230 | 2029年に退役予定[18] |
| エアバス A321neo | 62 | 9 | 240 | 2029年までに納入予定[21][22]。
18機はエアバスA321XLRに変更。 |
| 合計 | 182 | 13 | ||
機材の平均使用年数は2026年3月時点で5年である[3]。すべての機材の垂直尾翼には動物が描かれ、それぞれ異なる名前をもつのが特徴である。
フロンティア航空のシートピッチは、一般航空会社のエコノミークラスよりも数インチ狭い28インチとなっている[23]。
- エアバスA320-200(Hugh the Manatee塗装機)
- エアバスA320neo(North the Harp Seal塗装機)
- エアバスA321-200(Cali the Mountain Lion塗装機)
- エアバスA321neo(Yukon the Caribou塗装機)
過去の保有機材
- エアバス A318-100
- エアバス A319-100
- ボーイング737-200
- ボーイング737-300
- エンブラエル ERJ 145
- エンブラエル E170
- エンブラエル E190
- デ・ハビランド・カナダ DHC-8-400
- ボンバルディア CRJ200/700
- エアバスA318-100
- エアバスA319-100
- ボーイング737-300
- エンブラエル ERJ 145LR
- エンブラエル E170
- エンブラエル E190
- デ・ハビランド・カナダ DHC-8-400
- ボンバルディア CRJ700