ブジスク公国
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ブジスク公国(ロシア語: Бужское княжество)はルーシ西部の分領公国である。12世紀初頭、ブク川上流の都市ブジスク(現ブシク)の近辺を領土として形成された。
初代のブジスク公はダヴィドである。ダヴィドは、11世紀末のルーシ内戦に関与した諸公の一人であり、この内戦の処遇を取り決めた、1100年のウヴェティチ諸公会議の決定より、ヴォルィーニ公国を放棄する代わりにブジスクを所領として得た(なおブジスク以外にも、ドゥブノ、チェルトルィースク、ドロゴブージを得ている)[1]。
1112年のダヴィドの死後、1119年までブジスク公国は独自の公が置かれなかった。それは、キエフ公国、ヴォルィーニ公国、ガーリチ公国が所有を欲する地であったことによる。
1160年代のブジスク公であるヤロポルクは、同時期のルーシ諸公間の内戦に積極的に介入した。1168年[2](1170年とも[3])にヤロポルクが死ぬと、ブジスク公国はベルズ公国領に組み込まれ、消滅した。