ブレイクタウン物語
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キャスト
製作
企画
脚本
脚本も兼ねる浅尾政行は一稿目はドラマ仕立てで脚本を書いたが、歌舞伎町のハナシでドラマを作るとウソっぽくなった[3]。それで現実の歌舞伎町に力点に置き、半分ドキュメント風に方向転換して書き直した[3]。歌舞伎町の町の表情と町で働く性風俗の女の子たちの意識を捉えられればいいという狙い[3]。基本的な内容にウソはないという[3]。
撮影
歌舞伎町の中は通常は撮影できないが[3]、原作者の江藤カズオは元ヤクザで、実際に風俗営業に携わったことから[3]、特別なコネがあり協力態勢がとられた[3]。歌舞伎町の中に役者を入れて撮影したのは初めてで[3]、町中で役者が芝居するシーンは望遠で狙い、人こみの中で芝居をさせた全部盗み撮り[3]。浅尾監督も新宿は昔から遊びに行っていた馴染みの町だったという[3]。映画自体は1984年のうちに完成しており、同時期、渋谷でオールロケを行なった『チ・ン・ピ・ラ』が話題を呼んだが[3]、浅尾は「ゼンゼン意識はしなかった。作っていることさえ知らなかった。対照しながら見てもらえればいいね」「日本人はセックス・アニマルとエコノミック・アニマルのかたまり。金が儲かるからと、いとも簡単にこの世界に入って来る子供たちは、オトナのマネをしているだけ。ハッキリ言ってこの映画は見て不愉快になるだろうと思う。でもこれが現実で、それを作ったのはオトナたちでしょ。この映画に批判を込めてるとすればその点だけ。個人的に彼女たちを批判したりはしていない。だって彼女たちにとってみれば自然なんだもの」などと述べている[3]。
興行
作品の評価
批評
『シティロード』は「『うっそ~、ダメ~、馬鹿みたい~』の『オールナイトフジ』の女の子たちを、そのキャラクターを歪めることなく映画の主役に捉えられることが出来るかどうかというのは非常に興味のあるテーマ。どうするかと言えば、よくある手としては女にも男の論理で行動させちゃうってやつ。これは中々痛快に出来上がるんだけど、それは問題外。浅尾監督は果敢にそれに挑戦しています」[4]「妙に人なつっこい映画である。今や若者風俗の中心は渋谷に移りつつあるが、やっぱりジュクを離れられないと思う人間にとっては、この映画の喧騒はララバイと言えるだろう(中略)映画も歌舞伎町を肯定も否定もしない。歓楽街が放つ異臭は芳香である。これはその匂いを嗅いでしまった男どもとおんなたちの物語。往年の東映の風俗映画の雰囲気にも似て、人なつっこい」などと評している[4]。
北川れい子は「性産業にたむろする少女たちを実録風に描いた風俗映画だが、冒頭のクレジットにかぶさる少女たちの生録おしゃべりとオールロケによる映像が印象に残る程度で、ストーリー、演出とも散漫」などと評した[7]。
同時上映
ソフト
ジャパンホームビデオからビデオが発売されていた[2]。DVDは未発売。