Wikiwand AI

プレクトランサス

From Wikipedia, the free encyclopedia

プレクトランサス
Plectranthus ciliatus
(San Francisco Botanical Garden)
Plectranthus Mona Lavender
(United States Botanic Garden, Washington D.C.)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク上類 superasterids
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: シソ科 Lamiaceae
亜科 : シソ亜科 Nepetoideae
: メボウキ連 Ocimeae
亜連 : Plectranthinae
: Plectranthus
学名
Plectranthus L'Hér.
和名
プレクトランサス

プレクトランサス(プレクトランツスとも呼称される。学名:Plectranthus)は、シソ科の多年生草本または低木からなる属で、この属に含まれる種や品種の総称としても用いられる。

末尾に記すように、Plectranthus 属はColeus 属をかつて含んでいた経緯もあり、現在でも所属する種について学名の変更が続いている。本項では狭義のPlectranthus 属に含まれ、プレクトランサスの名称で流通する園芸品種などについて記す。

茎は多肉化する。頂生の穂状花序をつくり、花は2唇からなり、上唇は下唇より長いか同長。開花後に萼が宿存して果実を包み、種子の拡散を助ける種が多い[1]。全体的な姿はヤマハッカ属に似ており、下唇がボート形になって雄しべを包む点でも共通するが、4本の雄しべがともに花冠の同じ高さから出る点で大きく異なる[2](ヤマハッカ属では2本が下唇基部から、2本が花筒基部から出る)。

分布

旧世界の熱帯と暖帯、特に南アフリカとマダガスカルに多くの種が分布する[1]。POWOではアフリカ中南部やマダガスカル、スリランカに83種が分布するとしている[3]

利用

園芸品種がいくつか開発・市販されている。なかでも南アフリカで種間交配により育成された栽培品種「モナ・ラベンダー」[1][4]は多く流通しており、'Plepalila'の名でイギリス王立園芸協会ガーデン・メリット賞を受賞している[5]。秋を迎えて短日になると開花が増える。繁殖は挿し木による[1]

ギャラリー

Plectranthus の分類の変遷

4本の雄蕊の基部の形状により、分離するPlectranthus と融合するColeus が区別されてきたが、この特徴は属の区分として弱く、一貫していない等の理由で広義のPlectranthus(約300種)に纏められるようになった。それでも広義のPlectranthus は側系統群である可能性が指摘されるとともに[2]、一部の種はSolenostemon とされていた。

Plectranthinae亜連の分子系統学的研究[6]では、Plectranthinae亜連は単系統だが2つの主要な系統群からなることが示された。1つはColeus の基準種を含み、かつSolenostemon を含むものであり、もう1つはPlectranthus の基準種と他のいくつかの属を含むものであった。広義のPlectranthus は単系統ではなかったことから、狭義のPlectranthus(83種、以下に記す種数は2025年現在の値)Equilabium(42種)Coleus(320種、以前のSolenostemon を含む)などに細分化され[7]、現在に至る。Plectranthinae亜連内の属の系統樹は、英語版WikipediaのColeus scutellarioidesの頁に掲載されている。

脚注

参考文献

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks