ベネズエラ人

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ベネズエラの旗ベネズエラ人
venezolanos
総人口
全世界
約35,000,000
居住地域
ベネズエラの旗 ベネズエラ: 33,221,865
アメリカ合衆国の旗 アメリカ259,000 - 500,000[1]
コロンビアの旗 コロンビア300,000[2]
シリアの旗 シリア200,000[3]
スペインの旗 スペイン250,000[4]
ポルトガルの旗 ポルトガル100,000[4]
ブラジルの旗 ブラジル83,000[5][6]
カナダの旗 カナダ34,000[7]
フランスの旗 フランス30,000[4]
パナマの旗 パナマ70,000[4]
ドイツの旗 ドイツ20,000[4]
アルゼンチンの旗 アルゼンチン17,897[8]
メキシコの旗 メキシコ17,000[4]
イギリスの旗 イギリス15,000[4]
キューバの旗 キューバ15,000[4]
オーストラリアの旗 オーストラリア10,000[4]
アイルランドの旗 アイルランド5,000[4]
チリの旗 チリ4,000[4]
ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国20,000[9]
トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ3,000[4]
ペルーの旗 ペルー3,000[4]
コスタリカの旗 コスタリカ3,000[4]
エクアドルの旗 エクアドル3,000[4]
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦2,500[4]
ニュージーランドの旗 ニュージーランド2,000[4]
ボリビアの旗 ボリビア2,000[4]
オランダの旗 オランダ1,000[4]
日本の旗 日本1,000[10]
ウルグアイの旗 ウルグアイ1,000[4]
サウジアラビアの旗 サウジアラビア1,000[4]
ガイアナの旗 ガイアナ900[11]
言語
スペイン語 (96.6%)[12]
中国語 (1.33%)[13]
ポルトガル語 (0.84%)[13]
イタリア語 (0.66%)[14]
ワユ語 (0.63%)
ペモン語 (0.1%)
その他のアメリカ先住民諸語 (0.33%)[15]
アラビア語 (0.36%)[13]
ドイツ語 (en:Alemán coloniero) (0.03%)[16]
ほか少数のフランス語カタルーニャ語バスク語ギリシャ語北欧の諸言語スラブ語派の言語、日本語、ネイティブスピーカーによる英語 (0.06%)
宗教
カトリック (71.0%)
プロテスタント (福音主義) (22.0%)
無宗教理神論不可知論無神論 (8.0%)
サンテリア (1%)
イスラム教 (0.4%)
ユダヤ教 (0.05%)[17]
正教会モルモン教エホバの証人

ベネズエラ人(ベネズエラじん、スペイン語: Venezolanos)は、ベネズエラの国籍を保有する人のこと。

ベネズエラ人の多くはヨーロッパ人アフリカ人アメリカ先住民をルーツとし、カトリック教徒スペイン語を話す人が圧倒的に多い。

ベネズエラ人の51.6%は白人と先住民との混血のメスティーソである。また、自分自身を白人と認識しているベネズエラ人は全人口の43.6%で、黒人と認識しているのが3.6%、先住民と認識しているのが3.2%である[18]

ベネディクト・アンダーソンは、自著『想像の共同体』で「南アメリカの新生共和国が、かつてはそれぞれ、一六世紀から一八世紀にかけて行政上の単位」であり、イベリア半島出身者によって形成された南アメリカにおける行政単位は偶然的・恣意的なものであったが、それでもやがてベネズエラ人もコロンビア人エクアドル人も、自国に愛着を寄せるようになったことを指摘している[19]

歴史

先コロンブス期まで

先コロンブス期以前にも人類が現在のベネズエラを含む現在のアメリカ大陸に流入していたが、当時の人々は文字を持たなかったため、最初にこの地に居住した民族のに関する記録を探すのは困難であった。しかし、考古学的な調査により、当時どのようなことが行われた。

現在のベネズエラに人類が初めて定住したのは約1万6千年前で、アマゾン川流域・アンデス山脈カリブ海などから先住民が流入したとされる。

約1万5千年前には現在の東アジアから人々が移り住んだ(後のインディアン)。彼らはまず北アメリカに到達し、その後、現在のベネズエラなどの南アメリカへ移動した。その子孫たちは明らかにそこでの気候や生活様式に対応できるアジア人の特徴を持っている。

この時代には多くの哺乳類の動物が5000年前に起きた異常気象により亡くなった。結果、内陸にいた人たちは食料を求めて海岸沿いの地域や近くの島へ移動した。

先コロンブス期には、アラワク人カリブ人インディヘナが居住していた。

植民地化

1498年8月2日、クリストファー・コロンブススペインの植民地開拓者の船がアメリカ大陸へ到達し、現在のベネズエラにも上陸した。先住民による反乱もあったが、スペインによる征服は順調に進んだ。その後、ヨーロッパ系の白人、先住民、さらにアフリカから奴隷として連れてこられた黒人による混血が進み、現在のベネズエラ人の基礎が形成された。18世紀には、白人、先住民、黒人による混血の「褐色人種」がベネズエラで最も多い人種となり、全人口の60%を占めた。

植民地化の時代、ベネズエラには「ペニンスラ・ホワイツ」(半島の白人)というイベリア半島出身の白人が15%おり、上位の地位を独占していた。スペイン人の両親の下ベネズエラで生まれた「クレオール」という白人グループもおり、人口の20%を占め主に小規模の貿易商を行った。先住民と黒人は全人口の約5%に過ぎなかった。

現代

ヨーロッパ人、先住民、アフリカ人、アジア人アラブ人やその他多様な人種により、現在のベネズエラという国家やベネズエラ人の基礎が出来上がった[20]

多くの先住民は白人との混血が進みメスティーソに吸収されたが、現在でも50万人以上の先住民がベネズエラ国内に居住しており、85以上の独特な文化を持っている。

ヨーロッパ系のベネズエラ人は主にスペイン人入植者をルーツに持つが、他にも20世紀中ごろベネズエラで石油産業が盛んになった時に、ポルトガル人イタリア人ドイツ人アメリカ人なども多く移り住んできた。少数ではあるが、第二次世界大戦と冷戦時にはフランス人イギリス人ポーランド人ギリシア人、北欧人、ルーマニア人ウクライナ人ハンガリー人なども流入した。1940年代には、スペイン内乱から逃れてきた人々も多かった。

その他にはアジア人やレバノン出身者を中心とする中東人、シリア人アラブ人、南スペイン出身のユダヤ人イスラエル人中央ヨーロッパの国々の人、中国日本などの東アジア人、ドミニカ人ハイチ人キューバ人ペルー人アルゼンチン人ウルグアイ人チリ人エクアドル人コロンビア人などがいる。また、他国からの難民の流入により、労働力(非正規雇用者)が増加した。

ベネズエラ人の特徴

脚注

外部リンク

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