ベンジダミン

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投与経路 Oral, topical
ATCコード
ベンジダミン
臨床データ
AHFS/
Drugs.com
国別販売名(英語)
International Drug Names
胎児危険度分類
    投与経路 Oral, topical
    ATCコード
    法的地位
    法的地位
    薬物動態データ
    タンパク結合 <20%
    消失半減期 13 hours
    排泄 Renal
    識別子
    CAS登録番号
    PubChem
    CID
    ChemSpider
    UNII
    KEGG
    ChEBI
    ChEMBL
    CompTox
    Dashboard

    (EPA)
    ECHA InfoCard 100.010.354 ウィキデータを編集
    化学的および物理的データ
    化学式 C19H23N3O
    分子量 309.413 g·mol−1
    3D model
    (JSmol)
      (verify)
    テンプレートを表示

    ベンジダミン(Benzydamine)は非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の一つである。局所麻酔鎮痛作用を持ち、痛みを和らげ、の炎症の治療に効果がある[1]。構造中にインダゾール骨格を有する。2021年の日本では承認されていない。

    本剤は、単独または他の治療法の補助として使用され、相互作用のリスクが少なく、治療効果を高めることができる。また、一部の市場では、筋骨格系疾患(捻挫、挫傷、滑液包炎、腱炎、滑膜炎、筋肉痛、関節周囲炎)の局所治療を目的とした市販のクリームが販売されている。

    副作用

    ベンジダミンの忍容性は高い。ときおり、口腔内の痺れや刺すような感覚、また、痒み、皮膚の発疹、皮膚の腫れや赤み、呼吸困難や喘鳴などが起こることがある。

    作用機序

    炎症を起こした組織に選択的に結合し(プロスタグランジン合成酵素阻害剤)、通常、全身への悪影響は無いとされる。また、他のNSAIDsと異なり、シクロオキシゲナーゼリポキシゲナーゼを阻害せず、潰瘍形成性も無い[3][4]。また、強力な強化作用を有し、動物においてヘロインコカインなどの濫用薬物と交差感作性を示す。これは、カンナビノイド作動薬としての作用ではないかと考えられている[5]

    薬物動態

    ベンジダミンは皮膚[6]や膣[7]からは吸収され難い。

    歴史

    イタリアで1964年に合成され、1966年に販売開始された[8]

    かつては日本でも承認され販売されており、1979年には錠剤52製剤+カプセル1製剤が薬価収載(販売)されていたが[9]、1989年には錠剤16製剤に減少し、2021年現在では残っていない。

    薬物濫用

    ベンジダミンを過剰摂取すると譫妄誘発薬中枢神経刺激薬として作用する[3]。ポーランド[3]、ブラジル[10][11]、ルーマニアでは、特に10代の若者の間で使用されていることが報告されている。

    研究開発

    参考資料

    外部リンク

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