ホコシダ
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ホコシダ・栄養葉(沖縄) | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Pteris ensiformis Burm.f.[1] | |||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| slender brake |

中央付近の細いもの
ホコシダ(鉾羊歯、学名:Pteris ensiformis Burm.f.)は、イノモトソウ科イノモトソウ属のシダ植物。細長い羽片をつけ、イノモトソウなどに似るが、栄養葉の側羽片が裂ける。欧米で古くから栽培され、斑入り品などがある。
分布と生育環境
特徴
常緑性の多年生草本[5]。根茎は短く匍匐し[6]、多くの葉を密生する。根茎には暗褐色で披針形、縁が滑らかな鱗片を付ける。葉柄は細長くて藁色、下部は緑色で無毛。
葉には2形がはっきりしている。葉の裏面に胞子嚢群がつかない栄養葉、胞子嚢群がつく胞子葉共に2回羽状複葉だが、特に胞子葉で頂羽片が細長くて羽状に裂けないため、その見かけはイノモトソウなどに似て見え、ハチジョウシダ類やアマクサシダなどとは大きく異なる。
栄養葉は葉柄が長さ6 - 10センチメートル (cm)、葉身は葉柄より長くて2回羽状複葉、葉質は草質で無毛。側羽片は2 - 5対、羽状になって小羽片は楕円形から狭披針形、葉片は鈍頭で[6]、先端は丸いか尖る。
胞子葉は栄養葉より遙かに長く、高く立ち上がって、抜き出て伸びる[6][7]。葉柄が15 - 25 cmある。葉身は二回羽状複葉、側羽片は3 - 5対。下の方の側羽片には短い柄があり、頂羽片は特に細長く伸びる。羽片の幅は2 - 6ミリメートル (mm)、側面は長く、羽片の基部と先端付近を除いて縁全体に繋がって存在する。胞子嚢群のない部分の縁には細かな鋸歯がある。
近似種など
イノモトソウ属には多くの種があるが、本種は側羽片が少なく、頂羽片が羽裂しないので、外見的にはイノモトソウなどによく似ている。本種はその中で二回羽状複葉になる点で、日本産の他種とは区別出来る。