ボホール島

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ミンダナオ島の北、セブ島の東、レイテ島の西にあるのがボホール島

ボホール島(ボホールとう、Bohol Island)は、フィリピン中部ビサヤ諸島であり、国内10番目の大きさを持つ。島全体が中部ビサヤ地方に属するボホール州である。人口は約114万人、面積は4117 km2。主な都市はボホール州州都タグビララン(Tagbilaran)。リゾートとして知られるほか、フィリピンメガネザル英語版Carlito syrichta、英名Philippine tarsier、ターシャ)という世界最小級の霊長類の生息地でもある。

チョコレート・ヒルズ
ロボク川を遡るクルーズ船よりの風景

島の半分は大理石で覆われており、全体に丘の多い地形である。島の中央部には、石灰石でできた高さ30m-50mの草に覆われた円錐形の山が1,268個も並ぶカルスト地形チョコレート・ヒルズ」がある。4-6月の乾季に草が枯れて茶色に見えることから名づけられ、その異様な景観が観光名所となっている[1]。2023年にユネスコ世界ジオパークに指定される[2]

西にボホール海峡(セブ海峡)を挟んでセブ島、東はカニガオ海峡をはさんでレイテ島、南にミンダナオ海(ボホール海)、北はカモテス海に面している。中央部は不規則な地形の高原地帯であり、海岸は白く続く砂浜で、西隣りのセブ島と同様、観光客で賑わっている。特にタグビララン市の南にあるパングラオ島のビーチとダイビングスポットは観光客に人気がある。またダイバー憧れのスポットであるバリカサグに近いことから、世界中からのダイバーで賑わっている。これらリゾートへのツアーの多くはセブ島発でタグビラランが島内観光の拠点になっており、島の南海岸にはホテルやコテージなど多くのリゾート宿泊施設がある。

ルソン島やビサヤ諸島北部と違い、ボホールは台風の直撃を受けにくい。また台風が来ても速度が速くすぐ通過する上、レイテ島やサマール島の山岳部で勢力が衰えるため、大きな被害になりにくい。このため気候は穏やかである。11月から4月はアミハンと呼ばれる北東からのモンスーンが勢力が強く、たまにスコールに見舞われる以外は気温は28度前後と最も穏やかな季節である。5月から7月の夏は乾季だが高温多湿で過ごしにくい。8月から10月はハバガットという南西のモンスーンにより、晴れが続いたり雨が続いたりと天候が予測しにくい。

言語、宗教

言語は英語のほか、フィリピンの主要言語の一つ・セブアノ語の方言、ボホラノ語が使用されている。主な宗教はカトリックであり、プロテスタントも少数いる。また、グレゴリオ・アグリパイ(Gregorio Aglipay)という人物の作りフィリピンに広まった独自の教会、フィリピン独立教会(The Philippine Independent Church)はボホールが発祥の地である。アグリパイの教会とカトリックの教会の違いは、アグリパイはローマ教皇の権威を認めない点、司祭の結婚が認められている点にあるが、その他は大差がない。

歴史

脚注

外部リンク

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