ポーの村
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1865年、グレンスミス・ロングバード男爵は、友人のラトランド伯からサン・ダウン城に招かれ狩りをしていた最中に村に迷い込み、シカと間違って少女を撃ってしまう。そして、その少女メリーベルの兄エドガーに「メリーベルが死んだらあなたを殺す」と脅され、村の館に滞留を余儀なくされる。
翌朝、幸いメリーベルは命を取り留めたばかりか、弾丸の傷がほとんど治りかけていたことにグレンスミスは驚く。しかし、嵐のため館でもう一夜を過ごしたところ、血の足りないメリーベルのためにエドガーに血を吸われてしまい、グレンスミスは村人たちが吸血鬼「バンパネラ」であることを知る。
その翌朝、グレンスミスは城に帰り着くが、誰に聞いても村のことは知らず、城の周辺を探し回ったが村を見つけることができなかった。グレンスミスのその首筋には、血を吸われた薄い痣(あざ)が残っていたが、それもしばらくして消えてしまい、また誰に話しても信じてもらえないであろうことから、その夢のようなできごとを日記に書き残す。