1824年、創業者チャールズ・マッキントッシュは防水レインコートの会社を設立した。その後1830年にトマス・ハンコックが経営するマンチェスターの会社と合併する。ハンコックも1819年からゴムでコーティングされた生地の開発を行っていた。このゴムでコーティングされたコートは非常に人気を博し、すぐにイギリス全土に普及した。すべての種類のコートはゴム素材で作られており、乗馬服やコートとしてイギリス陸軍、イギリス国鉄、イギリス警察にも納入された。
初期の防水コートは加工による臭いや硬さ、熱に弱いなどの弱点があったが、1843年にハンコックがゴムに加硫することで数多くの問題を解決し、特許を取得した[5]。
ロンドン・メイフェア地区のマウント・ストリート104番地にあるマッキントッシュの路面店
19世紀から20世紀にかけて同社は防水衣料の製造・販売を手掛け、1925年にダンロップ・ラバー(英語版)社が買収した。
1990年代半ば、当時マッキントッシュのブランドを保有していたトラディショナル・ウェザーウェア社は、グラスゴー近郊にあるカンバーノールドの工場を閉鎖するところだった[6]。21世紀を迎えるにあたり、同社の役員は会社を自ら買収し、伝統的なゴム引きのマッキントッシュコートをグッチやエルメス、ルイ・ヴィトンなどとコラボレーションして販売した。このコートは特に日本人女性の人気を博し、2000年にはその国際的な成功が評価されて英国女王賞(英語版)を受賞した[7]。2003年12月、同社の名称が正式に「マッキントッシュ」に変更された。
2007年、マッキントッシュは日本の八木通商に買収された[1]。同社の支援により、マッキントッシュはそのビジネスを拡大し、2011年1月にはロンドンに路面店を開業させた[8][9]。また、日本国内では同業の三陽商会にもブランド利用権を付与している。
2016年にはセントラル・セント・マーチンズの卒業生であるブルガリア人デザイナーのキコ・コスタディノフを採用し、新しいブランドである「マッキントッシュ0001」をリリースした。2017年冬にはキコ・コスタディノフ初のコレクションが発表され、カシミアやウールでできたセーターやジャケット、スーツ、コートなどが発表された。
2017年、同社はニューヨークのマディソン・アベニューに新しい路面店を開業させた[10][11][12]。